扶桑社文庫
親と子の日本史〈下〉

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 文庫判/ページ数 318p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784594046750
  • NDC分類 281.04
  • Cコード C0195

内容説明

華岡青洲の母と妻の確執、父母との生活を引き裂かれた一休、知覧で多くの特攻隊員に母と慕われた鳥浜トメ…。歴史の中でひときわ輝く、さまざまな親と子の「愛のかたち」。上巻に引き続き、18組の親子の物語に再検証の光を当て、知られざる真実を明らかにする。

目次

湯川秀樹と父・小川琢治―「父に抱かれた記憶がない」
鉄砲鍛冶・八板金兵衛と若狭―国産銃完成の陰に悲話
五代目、六代目笑福亭松鶴―放蕩息子を許した五代目
華岡青洲と母・於継―「私を実験台に」息子に迫る母
一休と後小松天皇―父母との生活引き裂かれ
マキノ省三と雅広―父はメガホン、息子は役者
北条政子と大姫―母は一途な坂東の女
武田信虎と信玄―父を追放、甲斐の領主に
長谷川等伯と久蔵―父子そろって天下の狩野派に挑む
特攻の母・鳥浜トメ―「にっこり笑ってゆかれました」〔ほか〕