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内容説明
この本に登場する9人は、顔に手術や治療で治すことのできない、アザや病気、ヤケドを負っている。彼らは、ただ見た目が“普通と違う”というだけで、人から好奇な視線を向けられてしまう。彼らを取りまく環境は、とても厳しいものだ。学校での生活、就職、恋愛など。私たちが、当たり前のように経験するさまざまな出来事でも、彼らはイジメに遭ったり差別を受けている。そんな辛い現実に苦しみ、考えながら、必死に向き合ってきた彼ら。彼らが進んできた道には、力強く前を向かせてくれた、光のような存在があった。
目次
藤井輝明さん―ジロジロ見られたら笑顔でおじぎをする
望月富美代さん―“ヤケドを負った私”を乗り越え、“私自身”の人生を始める
石井政之さん―アナタは頬をマジックで赤く塗って外出できますか?
久保丈夫さん―アザのためにいつも下を向いていた自分。でも、シドニーでは顔を上げていられた
益本栄一さん―学校にも社会にもあるイジメや差別。それを乗り越えて手に入れた自分らしさ
松本学さん―“普通”と“普通じゃない”のはざまで揺れ動いた心
大木康幸さん―職場で大きな誇りを得た。今はもっと社会へ出ていきたい
佐々木剛さん―大ヤケドをして、一度は捨てた役者人生。しかし、ずっと待っていてくれたファンがいた
阿部更織さん―髪の毛がない“事実”を“個性”へと変えた
著者等紹介
高橋聖人[タカハシキヨト]
1960年、静岡県生まれ。広告代理店勤務を経て1984年からフリーカメラマンに。コマーシャルやエディトリアルなど幅広い媒体活動の場を持ち、ファッションから人物、静物まで独自の感性で鋭く写し込む。1997年には銀座コダックサロンにて個展「URTRA」を開催。週刊『SPA!』など週刊誌やファッション誌で活躍中
茅島奈緒深[カヤシマナオミ]
1970年、東京都生まれ。出版社勤務での編集経験を経て1993年からフリーライターに。人物インタビューを得意とし、週刊『SPA!』など雑誌を中心に執筆活動を行う
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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