内容説明
駆逐艦チャーチル号は、快活な艦長ビルに率いられた、米海軍の名物艦だ。ビルの兄ジムは、大統領報道官。目下の大問題は、テロ国家の動向だ。ＶＸガス兵器による国際的な化学テロ計画が判明したのだ。これを阻止するため、ホワイトハウスは、前代未聞の奇策を編みだした。作戦の要となるチャーチル号は、すべてを捨てて、困難な極秘指令の遂行に賭ける。兄弟それぞれが知力をつくして挑む、テロ国家との戦いの行方は…？現職ＣＩＡ報道官が放つ、軍事・政治サスペンス。全米激賞の傑作。
著者等紹介
ハーロウ，ビル［ハーロウ，ビル］［Ｈａｒｌｏｗ，Ｂｉｌｌ］
アメリカ海軍に２５年間勤務。レーガン～ブッシュ政権下で、４年間ホワイトハウス国防・外交担当の報道官補佐をつとめる。その後、国防総省を経て、ＣＩＡのスポークスマンとなる。小説デビュー作となる『化学兵器テロを阻止せよ』は、政権と軍の内部をリアルに描いた傑作として激賞された
塩川優［シオカワマサル］
早稲田大学卒。英米文学翻訳家
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感想・レビュー
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コージ
2
再読。カダフィ大佐がイスラエルとアメリカにテロ攻撃を仕掛ける。米国駆逐艦が大きな役割を果たす。好きなタイプの小説だった。 2023/07/30
TEDDY曹長
0
豪快な艦長に率いられた駆逐艦と、その艦長の兄貴さんが政治の中心で共にテロリストと戦う、実にアメリカ作品的なもの。でもこの艦長はキャラ的ににくめない。特にアナポリス同期の潜水艦艦長とのやりとりは思わずクスっと笑ってしまうけど、アメリカ人の人の良さも出ているシーンだったかと。2013/05/08
tai65
0
星３つ 2011/03/07
