内容説明
本書は、極端に嫌われてしまったばかりか、その本当の魅力や潜在能力すら顧みられないまま忘れ去られてしまいそうな哀れな「数学」のために、優しく、ときにはユーモアを込めて、特に数学嫌いの皆さんに向けて書かれました。数学以前の問題として重要な、「ものの見方と考え方」をできるだけ数式を使わずに楽しく表します。
目次
約束や条件にもっと敏感になれ!
これで個性は育つのか?
YES・NO型質問の落とし穴
世の中のしくみは、「同型」を見つけて考えろ
抽象化や一般化は、曖昧な表現じゃない
「ウソ」によく似た背理法
口ゲンカに弱い数学者
良いときと悪いときと両方あって成り立つ
「自分」が選択されなかったときに…
小学生に集合を教えたら〔ほか〕