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ひょんなことから映画のメキシコ・ロケに参加することになったバド。ところが、たちまち赤痢にかかって帰国する破目になるなど、あいかわらずツイてない。女性関係もうまくいかず、仕事も裏目続き。バドは起死回生の策として、ナチス強制収容所の生き残りというユダヤ人聖職者の体験談をもとに脚本を書こうとするが、またまたとんでもない落とし穴が待ち受けていたのだった！Ｂ級映画マニアなら思わずニヤリとするブラック・ジョークを満載して、ハリウッドの舞台裏を皮肉たっぷりに描く超カルトな業界コメディー。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
澤水月
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2016アカデミーでマッドマックスがＶ６！ そのパーティで衣装デザイナーが一部セレブから冷笑されたというので思い出した本作。映画業界の虚飾の裏側、才能とその枯渇、性犯罪など盛り込み物凄いエンディング迎え非常に興味深い。著者は実際ハリウッドセレブのリムジン運転者で経験生きている。また、この邦訳（柳下毅一郎！）から２０年してクローネンバーグのセレブぐちゃぐちゃ映画『マップ・トゥ・ザ・スターズ』の脚本も書く。お勧め本2004/06/15
