おもいでのクリスマスツリー

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  • サイズ A4判/ページ数 1冊(頁/高さ 28X25cm
  • 商品コード 9784593502776
  • NDC分類 E
  • Cコード C8797

内容説明

古くからのならわしを伝える、小さな村のクリスマス。時をこえて語りつがれる、すてきなお話を、バーバラ・クーニーが当時のくらしを取材し、絵で再現しました。クリスマスの感激をわすれない、すべての人に贈る絵本。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

tokotoko

39
映画などで、村の教会の中に飾られた立派なクリスマスツリーを見かけたこと、きっとあると思います。そのツリーをね、何と!村で毎年交代できまった家の人が準備するという!しかも!当番に当たったルーシーのお父さんは、その年の夏に戦争に行ってしまうという。。。労力ばかりか、クリスマスのための余分なお金もないという、大きな試練が待ち構える物語です。この試練に、雄々しくも立ち向かったのは、誰だと思いますか?山や村の情景も、人々の心情も、澄みわたった一冊。気が早過ぎですが、来年のクリスマスにいかがですか?2016/12/25

ごへいもち

28
昔のお母さんはすごい働き者だったのね~2019/06/16

Willie the Wildcat

19
信じることが、苦難も乗り越える強さに繋がる。体現する母の愛情。最高のプレゼント、母の想いが、ルーシーの心に伝わったはず。絵は、繊細で温かみの溢れる水彩画。父と印を付けたバルサムモミに、親の想い・願いを感じる。どんなときでも明るさをわすれないルーシーの笑顔が印象的。2014/06/01

ヒラP@ehon.gohon

17
毎年、教会のクリスマスツリーを順番で準備するという風習も、クリスマスツリーの木にもいろいろあるということも初めて知りましたが、その風習に従った厳かなクリスマスのお話です。 クリスマスツリーにする木を決めた父親は戦争に出てしまい、すっかり貧しくなったルーシーの家でした。 それでも、母親はクリスマスのために精いっぱいの苦労を厭いません。 最後のシーンは、できすぎに思えるほど感動的ですが、家族のしあわせこそ最高のクリスマスプレゼントだと実感しました。2018/11/30

みよちゃん

15
バーバラクーニーの絵本。アパラチア山脈の奥の村では毎年ツリーの木を教会に飾る事になっています。パパとルーシーは爺いが岳に選びに行きます。バルサムモミに印をつけるとパパは戦争に行きます。残されたママとルーシー。ツリーの木を持ってくることができるでしょうか?クーニーの絵が村や山や人々を暖かく描いています。村の名前ー松ガ森、山はー爺いが岳、など訳が面白い。2019/09/17

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