出版社内容情報
あの幻の名作がついに文庫になってよみがえった…!表題作のほか、『ロジオン ロマヌーイチ ラスコーリニコフ』『キララ星人応答せよ』の全3編を収録。心をふわっと解き放ってくれる、おすすめの一作。 2002年6月刊。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
りりす
19
大島弓子を5冊読むというのが、この夏の課題でした。これは最後の一冊。他の4冊は良いけど、ああもう疲れた疲れた…。この頃の大島弓子がこうなのか、この頃の少女漫画界の普通がこうなのか(多分両方)、大袈裟な言い回しにすぐ卒倒する人すぐ騒ぎ立てる人…。痴漢(?)にあっただけで「穢されたから教師になれない!退学する!」ですからね。卒倒して男の子に抱えられて「消毒液!」ですからね。始終誰かがなにかを騒いでますからね。疲れちゃう。でも表題作面白かった!読後に知ったのですが『罪と罰』収録。どうりで名前がロシア風だなぁと。2018/08/19
りぷれ@灯れ松明の火
4
【再読】同時収録の「罪と罰」のコミカライズが読みたくなって、発掘。この話、初めて読んだのは中学生になったばかりの頃だったなあ。2015/12/16
いなお
1
モー様の旅行記にあった大島弓子先生の『罪と罰』って、これか2017/01/29
小町
1
正直、今一つな巻だったなー。大島弓子が『罪と罰』を漫画化してるのに驚いたけど、ページ数が少なくてはしょり気味。もっと掘り下げて欲しかった。最後のキララ星人はさすがに大島弓子節。2011/04/03
永月莎夜(ながつきさや)
1
【再読】表題作、主人公たちの名前でやや混乱した……のはおいといて、大島作品の色々な原点が詰まっている気がする。そして『罪と罰』が素晴らしいです。2008/09/29