花とゆめコミックススペシャル まほろ駅前多田便利軒 〈２〉

山田ユギ/三浦しをん

白泉社（2011/03発売）

• サイズ コミック判／ページ数 164p／高さ 19cm
• 商品コード 9784592198321
• NDC分類 726.1
• Cコード C9979

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[エンブレムＴ]

直木賞作品のコミカライズというサラブレッド本だというのに、読了後思わず本棚の奥に隠そうとしてしまいましたｗ何ですか？多田のあの哀愁と色気漂うくたびれ感は！！何なんですか？行天の無駄にダダモレしてるフェロモンのヤバさはっ！！由良公の可愛げのなさっぷりも想像以上にキュート！星の後ろ姿も素敵♪もうキャラ読み全開です（笑）ストーリーはクスリに絡んだシリアス展開ですが、主役２人の距離感と空気感が原作通りに不思議な幸福感をまとわせてます。早く続きを読みたいです！巻末のおまけ小説も、神コラボ同人のノリで爆笑でしたｗｗｗ

2011/04/20

[えんび＠灯れ松明の火（文さんに賛同）]

巻末のSSというボーナス入れてコレはお得な一冊ですよ〜　まほろの街に巣食う悪に、果敢に立ち向かう・・・わけない行天とおせっかいな多田。相変わらず、多田便利軒はアフターケア込みの親切さでしっかり地元に根付いています（笑） 原作を少し忘れ気味なんですが、あの「なんじゃこりゃ」はユギさんのアドリブなのかな？　細部にも、いちいち書き切れないユギさんのワザが効いていて、面白すぎる！

2011/06/26

[伊瀬有佐]

ここまで原作に忠実――と言うか原作既読者に違和感を抱かせないコミカライズって言うのも珍しい。原作にあったテンポも崩れてなくて良かったです。由良の話が一番好きだ。中でも星くんとの電話のシーン。砂糖の比喩が素晴らしい。ハイシー可愛い。おまけのSSも面白かった。多田は面倒見が良すぎて、見限れなくなるタイプの人間なんだと再認識。

2011/03/06

[ちろ]

1巻に続き今回も文句のつけようがないコミカライズに大満足♪実写映画化よりユギさんのキャラデザで深夜にアニメ化してくれたほうがよっぽど楽しそう…。巻末に掲載されてたしをんさんの番外ショートが同人作品に思えてならない(笑)いや、かなり面白かったですけど！

2011/03/22

[那義乱丸]

手のかかる（？）行天の面倒を、なんだかんだ言いつつみてる多田の「子育て中」な心境に噴きましたｗｗｗいいですねーこの二人。とても萌えます。行天の指の怪我の真相や、行天の過去、多田の過去といったとても気になる要素が出てきて続きがとても気になります。どこか心に欠けた部分を持つ行天の不穏な気配すら感じる影にとても惹かれます。しをんさんの番外編SSも楽しくて、原作がますます読みたくなってます。映画が公開になるそうですが、あの名セリフを多田が口にするシーンもあるのかしら？息子さんが行天役なのは狙い？ｗｗｗ

2011/03/15