ジェッツコミックス ナナとカオル 〈９〉

甘詰留太

白泉社（2012/09発売）

• サイズ コミック判／ページ数 188p／高さ 19cm
• 商品コード 9784592145691
• NDC分類 726.1
• Cコード C9979

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[かやは]

なんとまあ・・・素晴らしいアイテムが登場したもんだ。館さんとナナの関係がすごく良い。お互いのキャラクターの違いを羨んでいたり、でも変に蔑んだりしなくて、二人とも基本とても良い子で。館さんは、根本的にはナナとカオルのことを応援している。それにしても、この作品は二次創作している人たちには、大いに参考になるんじゃないかなあと思う。シチュエーションにしても、キャラクターの心情の変化にしても。

2016/10/30

[Ume]

真面目なナナが溜まったストレスをギュッと絞って一気に解放させるお話だから、はるかリセットの両片想い幼馴染版だと理解すればなるほどバッチリ。春河童先生もこの二人と同じ方法でストレス発散してリセットしてるに違いないです。

2023/07/16

[kanon]

犬て…そういうのあるのね笑 今回のもそうだけど、全体的に人間としての尊厳がどうたらって問題がこういう行為には多い気がするなあ。絶対に普通ではありえないことをすることが、何か良いんだろうね。陸上大会とのギャップが凄すぎてはい、驚いた。現実と非現実。

2015/11/04

[ちはや]

アニマルロールプレイがこんなに萌えるなんて知らなかったよォ。最初の頃は館苦手だったけど、今ではすっかりいい人だ。

2012/11/10

[Dobject]

現代、恋愛漫画の中で最も攻撃的であり革新的の続巻。前回よりもプレイ内容が過激化し、また舘とナナ、カオルの三人でプレイをすることで舘とナナの関係が少しずつ歪なライバル関係に移行しているが明確になった。ナナは舘が素直にカオルに甘える点に、舘はカオルにナナが助けて貰える状態への羨望を露わにした。前回までの陸上大会の話ではまるで舘が恋愛勝負に負けるが如くであったが、今回の巻では舘が恋愛でない形でカオルとの関係性を積極的に築いていたのが印象的。歪な関係がどのように終着するか楽しみでならない。普通の終着は期待しない。

2012/09/28