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出版社内容情報
年末にかけて体調を崩していた桐山零だが、三姉妹の献身的な看病を受けて回復する。復調した桐山は因縁の相手・後藤九段と対決すべく、一層の気合いで獅子王戦挑戦者決定トーナメントに挑むのだが… 2009年8月刊。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mitei
510
中々ドロドロとした大人の世界に翻弄される零。今まで研究会に入ってなかったのは意外だったな。しかし家庭っていいなぁと思った。2017/07/31
抹茶モナカ
285
桐山零君は、義姉が追いかける後藤九段との戦いに向け、コタツのように温かい川本家を離れ、棋譜の研究に勤しむ。しかし、島田八段の実力を見誤り、敗北し、頭をカチ割られる。零君は、島田八段の研究会に入る決心をした。義姉の香子さんとの関係も気になる。2014/03/13
エンブレムT
184
一生懸命しがみついてくるモモちゃんを、ぎう・・・って零が抱きしめる場面が頭から離れません。『あったかい・・・あったかい こたつ みたいな おうち。』うん。本当に・・・。あぁその川本家が、まさかビフォーアフターに登場しても違和感がないような、あんなお風呂事情を抱えてたなんて(爆)優しさが押し付けがましくなくストンと心に落ちてくるのは、涙と笑いのバランスが絶妙だからなのかな?・・・この巻にはいろいろなタイプの棋士が登場してきましたが、変人率が高いような気も・・・(笑)島田八段と二海堂コンビ、大好きです♪2011/12/06
yoshida
179
再読。零は風邪で寝込む。ここでも川本家の優しさに救われる。 あの家はなんかコタツみたいなんだ・・・零の心が緩んで行く。林田先生の言葉が胸を打つ。「一人では無理な事でも誰かと一緒に頑張ればクリアできるかも。力をかりたら次は相手が困ってる時に力を貸せば良い」「一人じゃ限界になったら誰かに頼れ」「でないと実は誰もお前にも頼れないんだ」良い本ですね。2014/06/29
kanon
151
零強くなったなあ。それは、もう独りじゃないからなんだろう。あかりさんたちの優しさに触れたから、ライバルが出来たから、そんなことだけが零を強くした。けれどそれが一番大切なこと。もう零は自分に絶望なんかしない。頼れる人が出来たから。思いっきり頼ってやれ!そして自分が頼られるようにまで成長したら自分を誇れ!そういうループが出来たら、もう大丈夫。みんなが幸せになれる。あとは自分を信じて、将棋だけに没頭するんじゃなくて周りに目を向けながら、仲間と一緒に乗り越えていけば良い。そうすればプレッシャーにも勝てるでしょ?2012/02/18