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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
noémi
3
昨日、雨宮まみの「女子をこじらせて」を読んだ後、これを読んだので、もし雨宮さんが作中の人物が生きた時代の明治の農民として生きていたら、あれほど自分を無価値なものとしてとらえ、卑屈にならなくても済んだかなぁと思った。明治の農民の世界はフリー・セックスの淫靡な世界という面がある一方で、村が少数精鋭で生きるための厳しい「生と性」の掟があったように思う。要するに男も女も肉体が頑強でないと務まらないのである。わたしはこういう締め付けの厳しい世界には生きていられないかもなぁと思いました。2018/07/01
ekura
0
やっぱり赤松啓介『夜這いの民俗学』がタネ本で、あれをどこまでまともにとっていいかというのはあるなと思った。性の話題は常に隠蔽と誇張の二極化するので。2010/04/30