ポプラ新書<br> 死なないつもり

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ポプラ新書
死なないつもり

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  • サイズ 新書判/ページ数 203p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784591151761
  • NDC分類 726.5
  • Cコード C0295

出版社内容情報

「完璧をめざすのではなく、あえて未完にする。未完は明日に続くものだから」80歳を迎えて語る、創作について、人生について。「完璧をめざすのではなく、あえて未完にする。未完は明日に続くものだから」――グラフィックデザインから画家に転向、以来、国内外で高い評価を得てきた美術家は、たえず自らに変化を求めることで新たな創作を切り拓いてきた。
今年80歳を迎えて語る、創作について、人生について。

【目次】
はじめに
第1章 無頓着で行こう
他力を味方に/何者かは、もはやどうでもよい/破滅寸前というチャンス/答えなんて一生出ない/無心より無頓着/未完で生まれて未完に死ぬ/黒歴史を僕は持たない/飽きっぽさは自由のために必要 
第2章 僕はいつも絵と対話している
「これ以上塗りたくるな」と絵が言う/物事をこねくり回すとつまらなくなる/決して用心深く描かない/壊して、壊して、生き返る/捨てる画家、ピカソとデュシャン/絵を見る時は胸を開いて 
第3章 ビバ!老人文化
ビバ! 老人文化/隠居宣言から減塩宣言へ/早く老人になりたい/毎日が仏教世界/ものを作れば寿命は延びる/目指すは腹七分/故郷は僕の栄養源/いつだってキョロキョロしたい 
第4章 僕の道楽
猫は分身、生活必需品/僕はタマの下僕です/引き際を猫に学ぶ/ヒッピー・ファッションの衝撃/スーツを着て絵を描きたい/旅はいつも命がけ/インディオの精霊と出会う旅/勝ったり負けたりが面白い
おわりに 

【著者略歴】
横尾忠則(よこお・ただのり)
1936年兵庫県生まれ。美術家。72年にニューヨーク近代美術館で個展。以降、ヨーロッパ各国での個展開催、ビエンナーレ出品など、国際的に高い評価を得ている。また、東京都現代美術館、金沢21世紀美術館など、国内でも個展を相次いで開催。95年に毎日芸術賞、2001年紫綬褒章、06年日本文化デザイン大賞、08年に小説『ぶるうらんど』で泉鏡花文学賞、11年に旭日小綬章、同年度朝日賞、15年に高松宮殿下記念世界文化賞など、受賞・受章多数。12年、神戸に横尾忠則現代美術館、13年に香川県に豊島横尾館開館。『言葉を離れる(青
土社)で今年度の講談社エッセイ賞を受賞。

横尾 忠則[ヨコオタダノリ]

内容説明

「今いちばん関心のあることは命です。明日死んでもいいなんて、僕は思わない」「壊す勇気があるかどうか、完璧をめざさず、未完にすることで明日をつくる」―たえず世界を驚かせてきた美術家が80歳を迎えて語る、創作について、人生について。

目次

第1章 無頓着で行こう(他力を味方に;何者かは、もはやどうでもよい ほか)
第2章 僕はいつも絵と対話している(「これ以上塗りたくるな」と絵が言う;物事はこねくり回すとつまらなくなる ほか)
第3章 ビバ!老人文化(ビバ!老人文化;隠居宣言から減塩宣言へ ほか)
第4章 僕の道楽(猫は分身、生活必需品;僕はタマの下僕です ほか)

著者等紹介

横尾忠則[ヨコオタダノリ]
1936年兵庫県生まれ。美術家。72年にニューヨーク近代美術館で個展。以降、ヨーロッパ各国での個展開催、ビエンナーレ出品など、国際的に高い評価を得ている。また、東京都現代美術館、金沢21世紀美術館など、国内でも個展を相次いで開催。95年に毎日芸術賞、2001年紫綬褒章、06年日本文化デザイン大賞、08年に小説『ぶるうらんど』で泉鏡花文学賞、11年に旭日小綬章、同年度朝日賞、15年に高松宮殿下記念世界文化賞など、受賞・受章多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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keroppi

39
現在80歳の横尾忠則の生の言葉。無頓着で行こう、壊して壊して生き返る、いつも未完成、隠居とは欲望も執着も消えて好きなことで忙しくすること、…一つ一つの言葉が刺さるなぁ。スキャンダル大好きで、スキャンダルは、仏教の世界とも言う、なかなか楽しい人。子供の心を失わない横尾さん、芸術年齢は、若いままで、もっともっと生きて、今までにない作品、作って欲しいなぁ。2017/05/08

mintia

16
横尾さんの生き方、考え方が羨ましい。読後感はとても気持ちがいい。2017/09/14

阿部義彦

14
ポプラ新書新刊、理屈抜きに面白かった。電通の偉いさんに読ませたい位。尊敬する画家はピカソとデュシャン理屈をこねないで無頓着に暮らす。「僕には何を表そうという意図自体が無いのです。描き上がったらこうなっちゃったんだから、僕にも何を描きたかったのかはわからない。そもそも言葉で分かるくらいなら文章を書くなど言葉で表現すれば良い。言葉で表せないものを絵にしている訳です。だからみる人がどううけとってもいいんです。」ヒッピーの話、猫の話、故郷の話、努力至上主義に異を唱え、ラテン気質で猫の様に生きろ!と私は取りました。2016/12/03

邪馬台国

13
創作活動を続けて、歳を重ねた方の文章は無欲なところがとても好きです。絵描きの言葉を追体験して、うんうんと思ったり、それもあるなぁと考えを修正したり、補完する。それがしたいがために自分も物作りをしているのかも。横尾さんは本当に「子供で青年で老人」といった感じでとても不思議な存在。私淑してはいるけれども、今の歳から彼の域を目指そうと考えるのも一種の欲なのかなと思ったり。2017/02/16

唯誠

8
著者、横尾氏が…創作について、老いについて、時には人生についてのい問いかけに対し、思うことを話し述べたことをまとめたもの。 答えには普遍性というものはなく、無頓着に…努力は最低限でいいと語る。日本は必ず「努力します」とか「努力すれば開ける」とすぐに口にする。今の社会は努力し過ぎと…努力しても楽しくない、嫌々にでも、「為せば成る」と口にする。本来、努力の根底にあるものは快楽や快感に近い遊び的なものでないといけないのでは?と著者。 2018/08/05

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