出版社内容情報
生まれは京都・祇園の日本料理屋、江戸の味にも精通した直木賞作家が古今東西の食の話をつづった、滋味あふれる食べものエッセイ江戸時代にもポップコーンがあったって本当? 節分に食べていたのは「恵方巻」じゃなかった? 京都・祇園の日本料理屋に生まれ、「子どもの頃から喰い意地が張っていた」という直木賞作家・松井今朝子さんの、「食」にまつわるエッセイ集。
歌舞伎や近世文学に通じた時代小説作家ならではの視点で、京都と東京の東西味比較、美味・珍味とりまぜた食べ物の思い出、江戸時代の食文化、無形文化遺産になった「和食」の由来などが、ときにシニカルに、ときにユーモラスにつづられています。楽しく読みすすめるうちに、江戸通、京都通になれそうな知識も盛りだくさん!
古今東西の「おいしいお話」を、たっぷりめしあがれ。
【著者プロフィール】
松井今朝子(まつい・けさこ)
1953年、京都生まれ。早稲田大学大学院修了後、松竹に入社、歌舞伎の企画・制作に携わる。その後、故・武智鉄二に師事。1997 年『東洲しゃらくさし』で小説家デビュー。同年『仲蔵狂乱』で第8回時代小説大賞、2007年『吉原手引草』で第137回直木賞を受賞。著書は、近著の『縁は異なもの 麹町常楽庵月並の記』など多数。
松井 今朝子[マツイケサコ]
内容説明
江戸時代にもポップコーンがあったって本当?歌舞伎や近世文学に通じた時代小説作家ならではの視点で、京都と東京、古今東西の味や料理法の違い、四季折々の食の愉しみを、クールかつ温かいまなざしでユーモラスにつづったエッセイ集。読めば「食ツウ」になれる一冊!
目次
江戸のごちそう、京のとっておき
めぐる季節の愉楽、悦楽
今ごはん、昔ごはん
マイ・スイート・メモリーズ
食の色、いろいろ
食べれども、食べれども
著者等紹介
松井今朝子[マツイケサコ]
1953年、京都生まれ。早稲田大学大学院修了後、松竹に入社、歌舞伎の企画・制作に携わる。その後、故・武智鉄二に師事。1997年『東洲しゃらくさし』で小説家デビュー。同年『仲蔵狂乱』で第8回時代小説大賞、2007年『吉原手引草』で第137回直木賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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