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老骨の悠々閑々

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  • サイズ B6判/ページ数 241p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784591142141
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0095

内容説明

昭和の文学・文化、風俗についてつづった、教養とユーモアのエッセイ。単行本未収録作品+秘蔵の版画集。

目次

第1話 老骨の手習い
第2話 文学的な話題から
第3話 漱石『草枕』ことば散歩
第4話 わが周辺のこと
第5話 言葉で大いに遊ぶ
第6話 いくらか芸術的に
第7話 スケッチ帖から

著者等紹介

半藤一利[ハンドウカズトシ]
昭和5年(1930)、東京生まれ。28年、東京大学文学部卒業後、文藝春秋入社。「週刊文春」「文藝春秋」編集長、専務取締役、同社顧問などを歴任。平成5年(1993)に『漱石先生ぞな、もし』(文春文庫)で第一二回新田次郎文学賞、10年『ノモンハンの夏』(文春文庫)で第七回山本七平賞、18年『昭和史』(平凡社ライブラリー)(全二巻)で、第六〇回毎日出版文化特別賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

たくのみ

11
趣味とは思えない見事な版画、プラス漱石の草枕をめぐる連作エッセイ、今話題の新宿の漱石公園にある猫の墓の四角の台石の正面には、「猫と文鳥と犬のヘクト―とが三仏尊よろしく彫られていた」という話題。「恋猫や 主人の心地 例ならず」猫にまつわる句を楽しんだり。春の一日を過ごす老境の半藤さんの緩やかな一日が目に浮かぶ。2016/04/17

piece land

2
第1話老骨の手習いと第2話文学的な話題からはとても面白かった。 漱石はあまりのめり込んで読んでいないので、味わえなかった。2015/08/17

はらぺこあおむし

1
半藤一利さんがお亡くなりになったと聞き、初めて著作を手に取ったのがこの本。ユーモアあふれる平易な文章で、ときに笑い声をたてながら読んでしまいました。幅広い知識と自分なりの読み解きかた、読みごたえあり!でした。2021/02/08

たるとレット・ブルーベリー

1
短文集。俳句や言葉から、あれこれ思いを巡らせる。決まりもなく、方針もなく、気の向くままに筆を(彫刻刀も?)走らせている。読んでるこちらも色々思いを巡らせて、愉しかった。それにしてもあのマリリンは、スカートめくりの被害にあった小学生の泣きべそのようです。そりゃあ、文句も言われましょう。それをそのまま載っけちゃうとこがいいと思います。2015/08/30

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