出版社内容情報
リッツ・カールトンを日本に進出させた伝説のホテルマンとしてホスピタリティを極めた著者が、「真のつながり」の大切さを問いかける
リッツ・カールトン前日本支社長として
ホスピタリティを究めた著者があえて問う。
「断ち切る勇気」をもつ
自分のための人生
もう、「いいね!」に振り回されない!
「つながり疲れ」を治す処方箋。
多くの人との「つながり」を求めて
疲れていませんか?
それは、「つながり」ではなく、
単なる「接点」にすぎませんか?
今の時代に必要な疲弊せず
心が満たされる人間関係の結びかた。
震災以降、一気にひろがった
「絆」や「つながり」を求める声。
フェイスブックをはじめとする
SNSで一気に拡散しました。
とはいえ、接点は持ちやすいが、
つながりにくい時代。
そもそも誰とでもつながれるはずもなく、
「選択する勇気」や「断ち切る勇気」をもって初めて、
本当の「つながり」をもつことができる。
マウンティング、人のライフスタイルへの嫉妬、見栄……
無理してまで付き合わない。
人間関係を選び時には相手を傷つけずに断ち切る方法とは?
いわば、人間関係の棚卸し、断捨離のすすめ。
(前書きより)
20歳で日本を飛び出した私は、
長きにわたり、ニューヨーク、サンフランシスコなどの
ホテルの現場で人とのつながりを大切にし、
人との出会いが人生を豊かにする
ホスピタリティという生きかたを実践してきました。
そんな私が、なぜ、
「あえて、つながらない生きかた」というタイトルの
本を書こうと思ったのか。
それは、「つながり」のインフレーションを起こすほど
世の中に「つながり」ということばが
氾濫していることを危惧し、
「つながり」や「つながり方」を見直す
時期にきているのではと感じたからです。
インターネットなどを介して
誰もが簡単につながってしまう時代だからこそ、
ときには自分の人間関係のあり方を
棚卸ししてみる必要があるのではと思ったのです。
第1章 あなたは、つながっている人たちから信頼されているか
安らぎが感じられない社会
接点とつながりの違い
あなたが期待するほど、人はあなたのことを気にかけていない
人と人の関係はお互いさま、与え与えられながら成長する
もし、100人としかつながらないとしたら
人の役に立つ力をつけるために人は学ぶ
第2章 なかなかつながらない切なさが人を成長させる
つながりやすくて実はつながっていない時代
人と人の関係も年輪のように時間をかけて
ウサギの目的とカメの目的
人間の幅を広げる時間
熱意が真のつながりを生む
ハードを越えるハートが生み出す価値あるつながり
なかなかつながらない切なさが人を成長させる
第3章 行動する人、努力を続ける人への信頼感とつながり
原点に立ち戻ると行動が決まってくる
五重塔から東京スカイツリーへとつながる伝統構法
人生は長く複雑なあみだくじ
人生はウェイティング・ゲーム
伝えることばが人と人の関係を決める
第4章 つながりを断ち切る勇気が新たなチャンスを呼び込む
自力で走っている人と他力で走っている人
自力で飯が喰える力が備わっているのか
直感は経験の積み重ねで発揮できる
恥じらいのなさは自分を貶めること
便利さが奪い去ったつながり
不便だからつながる人と人
付和雷同は己の道を閉ざす
第5章 人間関係の棚卸は自分自身を見つめ直す良い機会になる
人間関係の断捨離で新たなスタートを切る
金なし、コネなし、インターネットなしの20年
手を合わせる謙虚さと感謝の気持ち
にもかかわらず笑える大人
つながりの断食から見えてくること
信頼されることは目的ではなく旅に出るための手段
人生という旅の途中で何を見て何を感じるのか
内容説明
SNSなどを通じて接点をもちやすいが、つながっているという実感を得にくい時代。だが、そもそも誰とでもつながれるはずがない。「選択する勇気」「断ち切る勇気」をもってこそ真の人間関係を築くことができる。その具体的な方法をリッツ・カールトンの初代日本支社長としてホスピタリティを究めた著者が提案する。
目次
第1章 なあたは、つながっている人たちから信頼されているか(安らぎが感じられない社会;接点とつながりの違い ほか)
第2章 なかなかつながらない切なさが人を成長させる(つながりやすくて実はつながっていない時代;人と人との関係も年輪のように時間をかけて ほか)
第3章 行動する人、努力を続ける人への信頼感とつながり(原点に立ち戻ると行動が決まってくる;五重塔から東京スカイツリーへとつながる伝統工法 ほか)
第4章 つながりを断ち切る勇気が新たなチャンスを呼び込む(自力で走っている人と他力で走っている人;自力で飯が食える力が備わっているのか ほか)
第5章 人間関係の棚卸しは自分自身を見つめ直す良い機会になる(人間関係の断舎離で新たなスタートを切る;手を合わせる嫌虚さと感謝の気持ち ほか)
著者等紹介
高野登[タカノノボル]
1953年、長野県戸隠生まれ。前リッツ・カールトン日本支社長。専門学校卒業後、渡米。NYプラザホテルなどの名門ホテルでマネジメントを経験し、1994年にリッツ・カールトン日本支社長に就任。大阪、東京の開業をサポートする。2009年に退社した翌年、「人とホスピタリティ研究所」を設立、故郷信州と東京をベースに日本各地で人財、組織、地域づくりのサポートをおこなっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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