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旅はワン連れ - ビビり犬・マドとタイを歩く

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  • サイズ B6判/ページ数 335p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784591141342
  • NDC分類 292.37
  • Cコード C0095

出版社内容情報

保健所出身の愛犬・マドのビビり撲滅のため、飼い主夫婦は2か月間の「犬連れ海外旅行」に出た。ゆるり愉快な旅エッセイ。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ヴェネツィア

315
あわや殺処分寸前を救われた希代のビビリ犬が縁あって片野ゆか、高野秀行夫妻の元に。ビビリ治療のためには経験値を上げることだ、という発想から彼らは犬連れでタイ各地の旅行を決行。これはその奮闘記。犬の名前はマド(由来は本書に)。タイが犬に優しい国だとは意外だったが、彼らの一行の「群れ」はタイを存分に楽しんでいる。写真もいい。とりわけ高野氏は、マドにもうメロメロの様子。ここは彼らにとっては、勝手知ったるタイ。しかも実にのんびりした旅だ。犬連れの旅は、たしかに全く違った風景を見せてくれるのだ。2016/10/11

ぶんこ

55
ビビリ犬を連れての海外個人旅行。聞いただけで手間を考えると拒否反応が出てしまいますが、著者夫妻は旅慣れていて、しかも旅先は夫が学校の先生として生活していた国。慣れていたとはいえ、やっぱり大変そうでした。犬愛の凄さに感服しながら、より感動したのが「マド」ちゃんが保健所犬だった事。本物の犬愛ですね。写真も良かったです。タイには行ったことがないのですが、行きたくなりました。2017/12/22

九月猫

47
面白かった。この先、わんこと旅(しかも海外)することはきっとないだろう私。それでも、世界有数の厳しさという日本の動物検疫手続きや、飛行機をはじめタイについてからも続く移動・ホテル探し・散歩事情などなど、興味深かった。保健所出身のビビリ犬マドのため、そして“娘”との距離を縮めたい“お父さん”のための約2か月のタイでの暮らし。ふたりといっぴきを“群れ”と称す片野さんと、でれでれな“お父さん”の顔をした高野秀行さん。愛情たっぷりのゆるりとした時間の中で変わってゆく“群れ”。しょぼぼーんなオチまで、楽しかった♪2017/01/29

Rin

47
【図書館】片野さんの作品である「保健所犬の飼い主に~」で登場していた超ビビリ犬マドちゃん。彼女の「ビビリ撲滅キャンペーン」としてタイへ旅行に。片野さんの軽快な文章と随所に旅先での写真を載せてくれているので、読むのが楽しく情景が頭に浮かぶよう。なによりも彼らの群のタイを愛し、旅先でのちょっとした事件も受け入れて楽しむ姿が素敵。そして旅先でのアジワンや自然との出会いを通じて緩やかに確実に変化しているマド。旅行犬としては文句なしのその行動力と空気を読む力に、読みながらも微笑ましい気持ちが溢れ出てきた一冊です。2015/11/01

鱒子

34
図書館本。犬好き夫婦+愛しのビビり犬、マドのタイ旅行記。楽しいエッセイでした。移動手段もお宿も制限されるなかで、よく頑張られたなーという尊敬の念でいっぱいです。飼い主さんと、愛されているペットの話は、読んでいるこっちがニコニコしてしまいます(^o^)2016/09/15

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