内容説明
「生存崖っぷち」の難病女子が、病院から飛び出した!家族や友達を頼らずに、どうやって生きる?シャバでデートしたい(?)一心で、病院を「家出」したものの、新居のドアは重くて開かず、コンビニは遙か遠く、通院は地獄の道のり、待てど暮らせど電動車いすは来ず…。そして迎えた2011年3月11日。知性とユーモアがほとばしる命がけエッセイ第2弾!
目次
門の中
シャバの初夜
在宅の夏、試練の夏
2010年、うちゅうじんとの遭遇
腕、流れる
「福祉」は引き算の美学!
つぶやけば、人にあたる?
先生には、ヒ・ミ・ツ
はじめての、年越し
書かなきゃ、書かなきゃ、書かなくちゃ
ゆ・れ・る
お役に、立ちたい
シャバが、好きだよ
著者等紹介
大野更紗[オオノサラサ]
1984年、福島県生まれ。作家。上智大学外国語学部フランス語学科卒業。ミャンマー(ビルマ)難民支援や民主化運動に関心を抱き大学院に進学した2008年、自己免疫疾患系の難病を発症。その体験を綴ったデビュー作『困ってるひと』(ポプラ社)がベストセラーになる。2012年、第5回「(池田晶子記念)わたくし、つまりNobody賞」受賞。2013年より明治学院大学大学院社会学研究科社会学専攻博士前期課程(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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