内容説明
「どう生きてゆこうか」と考えたり、「どう生きてゆくのが正しいのだろうか」と疑ったりするのは、人間が人間であるという証拠ともいえることなのです。
目次
コペル君とおじさん
へんな経験
勇ましい友
ニュートンのりんごと粉ミルク
貧しい友
ナポレオンと四人の少年
雪の日のできごと
石段の思い出
がいせん
すいせんの芽とガンダーラの仏像
春の朝
著者等紹介
吉野源三郎[ヨシノゲンザブロウ]
1899年東京・牛込に生まれる。東京大学哲学科卒業後、31年治安維持法事件関連で逮捕される。釈放後、35年から新潮社「日本少国民文庫」の編集に携わる。37年に「君たちはどう生きるか」を刊行。37年より岩波書店の編集業務にかかわり、敗戦後の45年に雑誌「世界」の初代編集長に就任し、その後65年まで務める。1981年82歳で死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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