未来のおとなへ語る
わたしが情報について語るなら

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  • サイズ B6判/ページ数 462p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784591122488
  • NDC分類 K007
  • Cコード C8012

内容説明

情報で世界が見える。編集が自分を変える。編集の達人が語る、自分と世界の見つめかた。

目次

はじめに―情報って何だろう?
第1部 宇宙は情報でできている(わたしのまわりは情報だらけ;空間と時間の中の情報)
第2部 情報が歴史をつくる(進化と情報;見えない世界の情報(神さまについて)
見える世界の情報(社会について)
現代をつくった情報のしくみ)
第3部 情報を編集しよう(編集すると新しい情報が生まれる)
第4部 情報社会と情報文化(情報のデジタル化とネットワーク化;情報はちょっとこわいもの?;ほんとうにたいせつな情報とは?)

著者等紹介

松岡正剛[マツオカセイゴウ]
1944年、京都市生まれ。1971年工作舎で総合雑誌『遊』を創刊。87年編集工学研究所を設立。以降、情報文化と日本文化を重ねる研究開発プロジェクトに従事。96年より東京大学社会情報研究所客員教授、98年より帝塚山学院大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Bartleby

9
セイゴ―さんの本はひとつのキーワードから幅広い話題につながっていく面白さがある反面、情報量が多すぎて追いつけなくなることもよくある(その分知識欲がかきたてられもするけれど)。でもこの本は中学生でもわかる文章で書かれていてひとつずつ自分の中で咀嚼しながら読むことができた。「情報」という視点から見ることで神や国家などの抽象的になりがちな話題も自分とのつながりのあるものとして理解できたと思う。ルル三条(ルール・ロール・ツール)は、いろいろな事象にあてはめて考えてみたくなった。2012/08/04

けんとまん1007

7
情報。informationその言葉の成り立ちが新鮮だった。情報の時代と言われて久しいとも思うし、俗に言うところの情報業界に身をおくものとして、いろいろな視点があって、面白かった。何より、中学生向けに書かれているので、とてもわかりやすい。が、奥行きは深い。やはり、自分が今、一番気にしている点にも触れられていた。情報の洪水の中、コピペで知ったつもりになる危険性と、自分の身体で感じ取り学ぶということの違いの大きさだ。ここが、情報を前にした時の感性の違いにもなるだろうと思う。2014/01/04

おはなし会 芽ぶっく 

5
27年度5年生教科書掲載(参考)2015/06/19

白義

5
情報を主題にした「君たちはどういきるか」なのね。情報を世界を形成するもの、したものと捉えて、神話から経済、国家まで話題が広いことこの上ない。そうして世界と情報の関係を並べてから、後半で自分と情報の関係、編集するためのアイディアを語っている。中学生向けに圧縮された松岡正剛入門としても使える。このシリーズは他にもなかなか興味深い人選、面白そうな本が多いみたいだ2012/04/10

ぱせり

5
最後にたどりついた「ほんとうにたいせつな情報とは?」に、なんだか勇気がでてきます。自分でも気がつかないでいたけれど、それは、自分のもっとも柔らかい部分のためだったんだ。その線にそって、情報を取捨選択(相変わらず難しい、この本を読んでも難しい)して、情報を編集して(これもやっぱり難しい)、使えるように(これはさらに難しい)しなくては。やっているうちに上手に使いこなせるようになるかもしれないじゃない^^2011/09/29

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