内容説明
文化放送の名物コーナーが本になってよみがえる！涙なしでは読めない、ほんとうにあった話。
目次
手話で叫んだ「お母さん」
江ノ電の奇跡
棺に入るそろばん
父と息子の堅い音
通学カバンは知っている
一葉の写真
微笑みの宝物
フィルムの陰翳
中東の空に
弘前の桜花〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
よこしま
23
たった2頁の、心にしみるお話し◆他局のラジオ番組が、この本を紹介するにも、涙が止まらず最後まで読めなかった「江ノ電の奇跡」。◆関東ローカル。昼間のラジオ放送ですが、笑いの中にも真剣さを伝える人気番組。そんな中、2010年まで続いた、このコーナーだけは束の間の一息を届けてくれました。生ではなく、録音でベストを作る。大竹さんの声で表現する。何度も何度もやり直し。泥臭くても、必死で生きる姿を飾ることなく。◆大竹さんもスタッフもリスナーや読者の方々に感謝されてますが、此方こそ出版していただいた感謝の意を。2015/06/21
タルシル📖ヨムノスキー
10
一つ一つのエピソードは見開き2ページなので、物足りないといえばそうかもしれない。でももともとラジオの5分程度のコーナーだから、それは仕方ないこと。文字になっていない部分を想像しながら読むと、当たり前だけど、登場人物はみんな一生懸命それぞれの人生を生きてる。自分はこんなに一生懸命生きてるだろうか？と考えさせられた一冊です。2018/01/07
rana
6
NHKすっぴん！の源ちゃんの現代国語で紹介された１冊。あの藤井アナが朗読の時、思わず涙声になった「江ノ電の奇跡」を聞いて感動した。ところが自分で読んでみるとそれほどでもない。だけど、人それぞれにちょっとした幸せを感じる場面が違うから仕方ないよね。2015/08/17
JUVE
2
配達業務の最中に、カーラジオで毎日聞いていた「大竹まことゴールデンラジオ」のワンコーナー。当然リアルで「ゴールデンヒストリー」のコーナーも聞いていました。当時の会社に対して冷め切っていた私の心に、温かく優しい風を吹きかけてくれました。帰社途中の高速道路で、ゴールデンヒストリーが始まります。心温まる話や人生の道標となるような話が多かったように記憶していますが、「江ノ電の奇跡」のような涙なしには聞けない話もありました。勇気づけられる事も多く、書籍化された際には、発売日に購入しました。
こけし
1
ゴールデンラジオのファンです。図書館でたまたま見つけて手に取りました。いろいろな人がいる、まだまだちっぽけだ。頑張らないと…！2011/07/14
