内容説明
著者の青春時代を描いた自伝的小説!深夜放送を聴きながら受験勉強に励んでいた高校生が、恋をし、別れを経て仕事で成功をつかむまで。成功の果てに渡ったニューヨークで気づいたものは、大事な何かを失っていたのかもしれないという思い。
著者等紹介
秋元康[アキモトヤスシ]
作詞家。高校時代から放送作家として頭角を現し、『ザ・ベストテン』など数々の番組構成を手がける。1983年以降、作詞家として、美空ひばり『川の流れのように』をはじめ、中島美嘉『WILL』、EXILE『EXIT』ほか、数々のヒット曲を生む。1991年、松坂慶子・緒形拳主演『グッバイ・ママ』で映画監督デビュー。2007年4月京都造形芸術大学副学長就任。2008年11月、ジェロ『海雪』にて第41回日本作詩大賞受賞。2009年12月、第51回日本レコード大賞・特別賞をAKB48と共に受賞。2010年3月、第5回渡辺晋賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Willie the Wildcat
52
夢、勉強、異性・・、青春真っ只中を惰性で生きる中での自分探し。友人とのバンド結成がきっかけも、当時の恋人がキャリアを念頭にしたフランス転居と、NYでの刺激と明確な目標設定が転機という感。結果辿り着く、NY”再”出発の決意の根底にある気づき!モノではなく「心」。放送作家、作詞家となる経緯や心情変化などの記載がないのは、残念でありもどかしい。但し、文字にしなくても伝わる著者の心意気。これが成功要因であり、誰にでも機会があることを再認識させてくれる。2017/08/11
Key
2
久しぶりに自伝的小説を読んだ。面白くて一気読み。女と車のステータスが自分のLevelと共に上がっていき、最後に手に入れたものとは? 自分もコンサルで成功したらメルセデスに乗る事を密かな目標にしてるのだが、変更しようかな〜。 プロフェッショナルの仕事ぶりが大変参考にもなる。2020/05/03
chiro
2
自分でも「なぜ秋元康?」と思いながら読んだ(笑)のだけど、まぁまぁ面白かった。まぁ、とんねるずに「ボリューム~!」云われた世代だしね(笑)2014/05/11
にゃもし
2
秋元康がどのような学生時代を送っていたのか気になったので読みました。 読んでいると途中までは普通の学生であり、ふとしたきっかけが重なって今のような仕事をやっているのだと思いました。ただあまり書いてませんでしたが相当な努力はしていたと思います。あと気持ちが常に挑戦しようという感じで何歳になっても夢をみてそれを実現させているんだと思います。2012/06/20
日中気絶
0
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