内容説明
国会騒然…!日本の政治はいったいどこへいってしまうのか!?胸がスカッとする痛快エンタメ政治小説。
著者等紹介
池井戸潤[イケイドジュン]
1963年岐阜県生まれ。慶應義塾大学卒業。1988年、三菱銀行(当時)に入行。1995年、同行を退職。1998年に『果つる底なき』で第44回江戸川乱歩賞を受賞し、小説家デビュー。『空飛ぶタイヤ』で直木賞・吉川英治文学新人賞候補。『オレたち花のバブル組』で山本周五郎賞候補。近著『鉄の骨』で直木賞候補、吉川英治文学新人賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ダイ@2019.11.2~一時休止
220
池井戸作品には珍しい内容だが、やっぱり読後感はイイ。2014/04/30
こうじ
196
⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️5/5 すっごく面白かった。本読んで久々に声出して笑ったよ^_^なんかバカ親子だけど大切な事は持っていて最後の方はかっこいい親子だったなぁ(*^_^*)親子っていいですね!2015/11/23
ブランドのアーメン
171
当たり前のことが当たり前に出来ることがいかに難しいかを痛感します。つまり社会の、若者の、生活者の、サラリーマンの常識が政治家にはあるの?ありえない話だけれど、我々はこの主人公のような普通のヒーローを待ち望んでいる気がします。『青臭くて、がむしゃらで、そして本気で世の中のためになろうといきがっていた。本音で生きて、みんなの声に耳を傾け、孤軍奮闘していた。それがいまはどうだ』初心を忘れるな。
Yuna Ioki☆
117
946-149-28 コメディタッチでちょっと軽すぎる気がする池井戸潤作品。ラストは丸く収まるのだが、イマイチ好きになれない。「総理の夫」と内容は違うが政治を軽く薄く語るとこんなもんかなと思わせる作品でした。2015/04/25
財布にジャック
117
「空飛ぶタイヤ」の池井戸さんのイメージで読み始めたら、あれっ?どうしちゃったの?とビックリしました。なんとコメディ・タッチなんです!総理大臣があまりにも現実にいる方と酷似しすぎていて、これご本人が読んだら怒らないかと勝手にドキドキしてしまいました。途中声を出して笑ってしまう場面もありそれなりに楽しませていただきましたが、やっぱり池井戸さんはシリアスな作品のほうが良いかなぁと思いました。でも、こんなこと総理が言ってくれたらスッキリしそうな台詞もあり、それはそれは気持ちが良かったです。2011/02/11