内容説明
小説の名手・橋本治とさべあのまの美しいイラストでおくる、「サクラ草」ではじまり「旅立ち」で終わる14の物語。揺れ動く心の動きとせつなさを、季節の花々や自然に託し見事に語った、みずみずしい物語。巻末に特別対談を収録。
著者等紹介
橋本治[ハシモトオサム]
1948年東京生まれ。東京大学在学中に駒場祭のポスターで話題を集めるが、イラストレーターから小説家に転身。小説・評論・戯曲・古典の現代語訳・エッセイ・芝居の演出等、あらゆるジャンルで精力的な活動を行う。『双調平家物語』で第62回毎日出版文化賞を受けるなど受賞歴多数。小林秀雄賞選考委員
さべあのま[サベアノマ]
漫画家/イラストレーター。大阪生まれ東京育ち。’78年~’90年にニューウェーブの漫画家として活動した後、絵本やイラストに活動を移行(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
キーにゃん@絶対ガラケー主義宣言
6
タイトルどおり小さな花がより集まったような短編集。さべあのまさんの挿画はやっぱり相性が良い。巻末に二人の対談。恥ずかしいことに、ずっと「さべ あのま」だと思い込んでいた。此度「さべあ のま」だと知る(汗)。2015/05/05
ネルシュン
1
橋本治の優しい掌編小説集、絵も優しくて素敵です。2022/05/01
きゆやすか
1
何より驚いたのは さべ あのまさんじゃなくて、さべあ のあさんだったとは! 巻末の対談でさべあさんと呼ばれていて初めて気付いた! そして文と絵、どちらも欠かせない。2022/02/12
はやと
0
一番乗り!! 表紙ともくじの鮮やかで優しい色と絵に惹かれて買いました。絵本みたいに挿絵が多めで 、物語も絵と同じように、のどかな感じで、一息付きたい時にパラパラと読むと心が落ち着きます。 2013/01/28
クズティ
0
1月