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Teens’ best selections
ガールズ・ブルー〈2〉

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  • サイズ B6判/ページ数 263p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784591110867
  • NDC分類 K913
  • Cコード C8093

内容説明

恋に進路に、それぞれの事情。高校最後の夏、優等生でも不良でもないあたしたちは、悩んでいた。十八歳の夏が、一生に一度しかない夏が、容赦なく過ぎていく―。あさのあつこが描く、大人気女子高生グラフィティシリーズ第二弾。

著者等紹介

あさのあつこ[アサノアツコ]
1954年、岡山県生まれ。青山学院大学文学部卒業。『バッテリー』で野間児童文芸賞、『バッテリー』シリーズで小学館児童出版文化賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

スケキヨ

16
前回の力一杯で描いた表紙から一転、繊細で陰のある雰囲気の装丁。今まで目をそらしていた現実と歩く道への決断を迫られる18歳の夏。なんとなく、終わりが近づいてきてる中、それでも今をきちんと楽しもうとしている姿がとてもいい。主人公の「思った・感じた事を具体的な言葉にする」という才能は(異能力)はとても魅力だ。言葉で形骸化されて初めて自分の魅力に気づくこともある。主人公は人の魅力やいただけない所を一生懸命紡いで言ってくれる。茫漠とした言葉を使わずに。そこがとてもいい。時を消費せずにちゃんと消化している気がする。2012/05/17

ここまま

6
高校生達の日常を漠然と描いた青春群像劇といった感の1と比べて、メッセージ性を強く感じる2。登場人物たちそれぞれが、不器用ながら自分自身を模索し、内側を見つめていく様が爽やか。そうだね、ゆっくり行こう。とりあえずの目標を決めて…。ヒーローでもヒロインでもない、けれどみんな人生を掴み取ろうとあがいてるんだな。2013/08/27

fukufuku

2
前作よりは好きかも。 恐らく、高2だった前作は思考ばかり生意気ながきどもが好きになれなかったけれど、本作はそのがきどもが高3になって足掻かなければならなくなったからかと思う。2017/11/03

つばめ

2
なんかすきな本。2013/05/30

にま

2
多感な時期の少女(少年もか~)たちをうまく描いていると思います。前作を読まなくてもそれなりに楽しめるとは思いますが、ここは、やはり前作から押さえておきたいですね。今回は進路の岐路に立った彼女たち。今後とも彼女たちの18歳の選択の行方を一緒に過ごしてみたいと思いました2009/11/21

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