魅せるひとの極意―愛読書に一流の哲学をみる!

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 46判/ページ数 180p
  • 商品コード 9784591110195
  • NDC分類 019
  • Cコード C0095

出版社内容情報

なにを大切にして仕事をするのか。どのように本を読み、自分の力とするのか。多くの人を魅了する表現者たちがその秘訣を明かす。

内容説明

本を自分の糧にしてきた15名の大切な一冊からプロフェッショナルの奥義に迫る。

目次

蜷川幸雄・演出家―『リア王』シェイクスピア
森村泰昌・美術家―『変身』カフカ
米原万里・ロシア語通訳・作家―ユーゴスラヴィアを舞台にした作品群
萩尾望都・漫画家―『アダルトチルドレン・マザー「よい母」があぶない』橘由子
大野和士・指揮者―『隠された十字架 法隆寺論』梅原猛
ひびのこづえ―『The Pan Garden Plants Series』Roger Phillips,Martyn Rix・『世界大博物図鑑』荒俣宏
畠山直哉・写真家―『吐嘔』サルトル
柳家喬太郎・落語家―『黄色い部屋はいかに改装されたか?』都筑道夫
安野モヨコ・漫画家―『刺青・秘密』谷崎潤一郎
大田垣晴子・画文家―『考現学入門』今和次郎
近藤良平・振付家―『自走式漂流記』椎名誠
最相葉月・ノンフィクションライター―『サン=テグジュペリの生涯』ステイシー・シフ
石川直樹・写真家―『幻のアフリカ』ミシェル・レリス、『デルスウ・ウザーラ』アルセーニエフ
犬童一心・映画監督―『映画を夢みて』小林信彦、『友よ映画よ、わがヌーヴェル・ヴァーグ誌』山田宏一
庄司沙矢香・ヴァイオリニスト―『不滅』ミラン・クンデラ、『地下室の手記』ドストエフスキー

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

momogaga

57
図書館本。新たな本の選び方を教えたくれた本。各界のプロフェショナルな15人がそれぞれ好きな本を語っています。故米原万里さんの章はじっくり読みました。魅せる人でしたね。本の読み方、選び方の極意を垣間見ることができました。2018/12/16

MatsuNoHon

3
読みながら必ず〈私〉と重ね合わせていき、私自身が実感を持てると、一般的なシェイクスピアではなくて〈私のシェイクスピア〉になっていきます。(蜷川幸雄) カバー袖の言葉。 演出家、振り付け師、ライター、映画監督、漫画家、音楽家など、表現を生業とする方たちの個性はなにから出てくるのか。それを読んできた書籍に焦点を当てて紹介しているもの。 その本のどこを読んでいるのか、何を感じているのか、どう影響を受けたのかを言葉にしている。 同じように感じるか、紹介されている本を読んでみよう。2018/05/15

ぐだぐだ

1
因果関係か相関関係か。芸術を横断する何かの概念があるのか。2019/07/07

鵞鳥

1
米原万里さんがとてつもなく恋しくなった・・・。2012/06/06

asa

1
いろんな世界の活躍してる人が影響を受けたという作品を知れたり、感想を聞けたり面白かったです♪シェークスピアやカミュなど色々興味がわきます♪2010/02/05

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/500868
  • ご注意事項