内容説明
うちの理生ときたら、高校生になったというのに、泣き虫で弱気で困ったもんだ。成り行きではいることになった花道部は、常識破りの貧乏部。おまけに学院制覇をねらう茶道部に、活動場所の和室をのっとられそうだという。「助けて、タマ~!」…やれやれ、おれがなんとかしてやるか。
著者等紹介
天野頌子[アマノショウコ]
長崎県佐世保市生まれ、東京外国語大学ドイツ語学科卒業。らいとすたっふ小説塾を経て、2005年『警視庁幽霊係』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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あかは
30
おもしろかった~!児童書だから、簡単にわかりやすく書いてあるけど、猫好きさんにはいいんじゃないかな。猫又のタマが主役だし。高校の華道部が舞台なんだけど、なかなか個性的なキャラが集まっていて楽しめました。2016/07/24
うしこ@灯れ松明の火(文庫フリークさんに賛同)
17
花道の家元の家で育った理生(ミチオ)は高校生になって嫌々ながらも花道部に入部することになりました。しかし花道部は部室となる和室を巡って茶道部と対立していて・・。ヘタレの理生にしっかり者の工藤と瀬川。この二人がいるからこそ全体のバランスがとれていると思いました。何か困ったことがあった時に真っ先に理生が泣きつくのは、飼い猫でもある猫又のタマ。ホントどこぞの猫型ロボットじゃないですが、何だかんだと言いながらも理生の相談にのってあげるのは年長者たる余裕でしょうか。サラリと読めて面白かったです。★★★★2011/01/13
はる
13
理生が情けなすぎだろ~(*´-`)本当に高校生なのか?とか大きくツッコミながら面白可笑しく読む事が出来ました(*^▽^*)工藤さんの女は覚悟を決めた時の度胸カッコ良かったな~(*^▽^)/★*☆♪タマの悲劇は同情しつつも落ちとしては大満足❗2015/06/21
NOBU
9
サラッとライトに楽しめました。2013/06/19
れな@がんばれレバンガ
8
図書館で紹介されてたので読了。うーん。設定も展開もいまいち。理生が高1なのに情けなさすぎてイライラするし。のび太は小学生だから許せるんだろうな~って思った。☆1.82018/01/13