暮らしの雑記帖―狭くて楽しい家の中

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  • サイズ B6判/ページ数 335p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784591099186
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0095

内容説明

哲学からアダルトまで、博覧強記のライター・永江朗さんの生活は、なんだかとっても楽しそう。こだわりの逸品、珍品、庭木いじりから包丁研ぎまで、暮らしのエッセイ。

目次

食(双眼鏡と和菓子;チューインガムと玄米 ほか)
住(ルームシューズと膝掛け;椅子とデイパック ほか)
衣(ジーンズとTシャツ;散歩と靴 ほか)
暮(ナイフとシャープペンシル;風呂敷とトートバッグ ほか)

著者等紹介

永江朗[ナガエアキラ]
1958年北海道生まれ。美術館の学芸員になりたかったが、いろいろあった洋書店に入社。約7年勤務したのちに退社。フリーのライター兼編集者になる。93年、徹夜がいやで編集者をリタイア。ライター業に専念することに。ライフワークは書店ルポ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

とよぽん

39
天下国家より日常生活が大事、ということで日常生活の細部について考えたことが書いてある。生活の基本は衣食住だが、筆者は食、住、衣の順で重要だとする。本のしおりは日本独特の文化だとか。私はアメリカ製のブックダーツに興味をもった。スリッパでなくルームシューズ、車を運転する時用のキャップ、洋服ブラシ、双眼鏡で夜空を眺めて世界観が変わった、などなど面白い話がたくさんあった。終わりの方に、花森安治が「必要なものは美しい」という千利休の考え方を紹介していた、という文を見てあぁすごいと思った。2020/02/25

阿部義彦

20
雑食ライター永江朗さんの衣食住にまつわるエッセイ集です。暮らしの手帳を意識して書かれています。ルームシューズ、椅子、万年筆、風呂敷、包丁の研ぎ方等、暮らしていく中でのヒントが沢山詰まっています。スケジュール管理等、は今はスマホでも可能なんでしょうね、この本の時点では情報端末(ザウルスetc)ですが致命的なのは衝撃に弱いこと(落とすとデータが消えた)とあります。というか私としては今でも軽くて素早く書ける手帳で充分だと思います。もっと言えばボールペンで掌に書くが原点みたいな。芸能人じゃあるまいし。2016/07/06

niko

5
暮らしについて、ていねいに書かれています。生活もていねいなのだろうな。そうありたいとばかり思う。うーん、だったらそういう暮らしをしてみたらいいのに、いまからすぐにでも!と自分に言ってみたけど、それもまた何かちがうんだよなぁと思う。少しでも、近づいてみようかな。2017/02/01

のんき

5
身の回りのモノから日常生活を考えてみようとするもの、なのだけど、モノとの関わり方とかモノへの拘り方とかが私とは全然違っていて、その違う部分が物珍しかった。最後の方に「私は自分でも呆れるぐらい飽きっぽい」とあって、なるほどと思ったのであった。2010/03/15

夏ねこ

4
装丁もまたおもしろい。 内容はさっと目を通してみて。 はっきりした物言いで、清々しい方なのかなと思った!2018/03/03

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