マイケル・ムーアへ―戦場から届いた107通の手紙

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  • サイズ B6判/ページ数 271p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784591083635
  • NDC分類 778.253
  • Cコード C0098

出版社内容情報

戦場で兵士たちは、ムーアの映画や本をどう受け止め、ブッシュをどう評価しているのか? 報道されない、もう一つのアメリカを知る一冊。

内容説明

2003年の有名なアカデミー賞受賞スピーチから、記録的大ヒットとなったドキュメンタリー映画『華氏911』まで、マイケル・ムーアはブッシュ政権とイラク戦争を遠慮会釈なく批判してきた。だが、この本では、批判者のなかの真の英雄たちにスポットライトを当てる。それはイラクで実際に戦ってきた男女だ。彼らはここで、自分たちの任務と最高司令官である大統領についてどう感じているかを、世界の人々に知ってもらおうとしている。ムーアはまた、過去の戦争に出征した退役軍人や、戦地にいる兵士たちの母親や父親、妻や夫、兄弟や姉妹からの手紙も紹介する。

目次

第1章 イラクからの手紙(イラク駐留兵士、帰還兵士および帰還途中の兵士)(みんな何も見えないのか?;奴隷兵士(アル・ロレンツ) ほか)
第2章 世界各地に駐留する米軍兵士からの手紙(ブッシュの枢軸(マイケル・ニーリー)
他者の権利を擁護することは、自分の権利をあきらめること(ジェイムズ) ほか)
第3章 退役軍人(過去の戦争に出征した兵士たち)からの手紙(この戦争には釈明の余地がない;みんな知る必要がある(サリー・ドラム) ほか)
第4章 故郷からの手紙(兵士の家族や友人からのメッセージ)(気持ちが重く沈んで(ロビン・ヴォーン)
イラクでの死には顔がある(マーガレット・ライマー) ほか)

著者等紹介

ムーア,マイケル[ムーア,マイケル][Moore,Michael]
1954年ミシガン州フリントに生まれる。風刺と笑いの精神にあふれる反骨のジャーナリスト&映画監督&TVプロデューサー。映画監督としては、『ロジャー&ミー』(1989年)でデビュー。『ボウリング・フォー・コロンバイン』(2002年)は第75回アカデミー賞ドキュメンタリー賞、カンヌ国際映画祭55周年記念特別賞を、『華氏911』は第57回カンヌ国際映画祭でパルムドール(最高賞)を受賞した

黒原敏行[クロハラトシユキ]
翻訳家

戸根由紀恵[トネユキエ]
翻訳家

遠藤靖子[エンドウヤスコ]
通訳、翻訳家。ドキュメンタリー映画、テレビ番組翻訳にも携わる
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

takao

2
ふむ2022/05/29

田舎暮らしの渡り鳥

2
原文で。2019/09/22

samandabadra

2
戦場にいる兵士たちも 個人として考え なかにはマイケル・ムーアの考え方に賛同する人がいて それを世間におおっぴらにできる人もいる ということがわかる本 その手紙の内容から やはり人生いろいろだなあ と思ったりするのである。 2009/07/26

ばんぶー

0
映画「華氏911」をDVDで見たときもですが、この本でも非常に衝撃をうけました。亡くなった人や傷ついたひとを、ややもすると数字でしかみられないわけですが、具体的に個々の方々からの手紙を読むと、吐き気をもよおすような現実として迫ってきます。この本には出てこないけど、アメリカの尻馬にのる日本政府は"チキン・ホーク”以下ですね。2011/06/25

Fredy

0
戦争については今でもわからないことが多けど、一つの見方を教わった。2010/02/17

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