源平盛衰記〈巻の2〉源氏の逆襲

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  • サイズ A5判/ページ数 247p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784591083437
  • NDC分類 K913
  • Cコード C8093

出版社内容情報

法皇の指令をうけ、ついに挙兵を決意した源頼朝。 義経や義仲も参戦し、源氏の逆襲がはじまった! 手に汗にぎる古典物語、第二巻。

内容説明

伊豆の国蛭ケ小島に流されていた源頼朝のもとへ、平家追討を命じる法皇の院宣がくだった。頼朝がついに挙兵すると、それにこたえて、弟義経が奥州平泉からかけつけ、いとこの義仲も木曽で兵を挙げた。おごり高ぶる平家を滅ぼすため、源氏の逆襲がはじまった。

著者等紹介

三田村信行[ミタムラノブユキ]
1939年、東京に生まれる。早稲田大学文学部卒業。幼年文学から大長編まで、児童文学のさまざまな分野で活躍中

若菜等[ワカナヒトシ]
埼玉に生まれる。成城高校卒、和光大学中退。日本推理作家協会・日本文芸家クラブ会員
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

1
読みやくすぐ読めた。平氏が衰えていっていることを悲しみながらも、自業自得だとも思った。木曽義仲はリーダーシップのある素晴らしき人だったが、おごれて人間としてダメになってしまった。この部分を読み、人間(特に武士のような兵士)は一度戦場から退き裕福な暮らしに接すると、人間として何かが欠けてしまうと知った。一度手に入れた裕福さを捨てることは、全ての人にとって困難なのかもしれない。この本からは、色々と学べるので、皆さんもぜひよんでみてください。内容を忘れたらまた読みたいです。2016/09/11

moke

1
引き続き、読みやすく面白かった。頼朝の旗揚げから義仲の最期までが書かれている。本編もさることながら、最後の解説がいい。歴史小説の在り方を示し、可能性を許す事。恥ずかしながらこのシリーズでしか読んだことがないのですが、作者は素敵な児童作家なんだろうなと思わせてくれた。2016/09/08

すがし

0
義仲が頼朝とは別系統で動いていたという基本的事実すら知らなかった。前巻に続き、侍の絆が熱い。義仲と兼平の身分を越えた友情に胸打たれる。2009/03/16

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