出版社内容情報
9・11に遭遇した日本女性が、テロによるPTSDを乗り越え、世界のために立ち上がった人々と出会うまでの、2年間の記録。
内容説明
2001年9月11日―アメリカと世界を変えたその日、自分の人生も大きく変わってしまった。一人の日本女性がテロのPTSDを乗り越え、世界のために立ち上がった人々と出会うまでの、2年間の記録。
目次
最後のフェリー
星条旗と銃
アメリカンドリーム
PTSD
あいまいで優しい日本
再び立ちあがるアメリカ
著者等紹介
堤未果[ツツミミカ]
東京都生まれ。私立和光小学校、中学、高校を経て渡米。カリフォルニア州モントレーで芝居を学んだ後、ニューヨーク州立大学国際関係論学科学士号、ニューヨーク市立大学大学院国際関係論学科修士号取得。国連婦人開発基金、アムネスティ・インターナショナル・ニューヨーク支局勤務を経て、野村証券ニューヨーク支社に勤務していた際、9・11に遭遇した。現在は帰国して、執筆、講演活動をおこなっている
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感想・レビュー
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ごへいもち
16
福島原発レベルか、もっとあきれたこともアメリカにはあったのか。若さっていいな。そして両親という恵まれた環境の力。2015/02/28
の
4
今に至るまでの堤さんの原点となる話が満載。2013/08/15
KUMA0504
3
彼女の本を読んで三冊目。もしかしてこれが堤未果のスタイルなのだろうか。パンドラの箱を開けて、さまざまな厄災を描いた後に彼女は最終章で必ず「希望」を語る。2010/04/22
マイケル
2
その後の彼女の原点とも言える911テロ遭遇。しかし、すぐクビにする人たちだ。
ネコ好き
2
国と国の争いの前に、個人はなんて無力なんだろう。でも、無力な個人同士の営みの中でみんな助け合い、幸せを作っていくことが人間の社会なんだなぁ。希望が強調された良い本だったけど、ため息が出まくってしまった。。2019/05/17