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Teens’ best selections
ガールズ・ブルー

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  • サイズ B6判/ページ数 239p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784591074220
  • NDC分類 K913
  • Cコード C8093

出版社内容情報

ごくフツーの、しかし過激な高校生、理穂、美咲、如月。 葛藤と矛盾を抱えたプライド高き劣等高校生の、リアルで切ない青春小説。

内容説明

いいじゃん。あたしたちには愛がある。劣等高校生、理穂・美咲・如月。それぞれの夏がはじまった―。気鋭・あさのあつこが放つ、切ないほど透明な青春群像小説。

著者等紹介

あさのあつこ[アサノアツコ]
1945年岡山県に生まれる。青山学院大学文学部卒業。『バッテリー』(教育画劇)で野間児童文芸賞、『バッテリー2』で日本児童文学者協会賞を受賞。日本児童文学者協会会員。全国児童文学同人誌連絡会「季節風」同人
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

megumi♪

21
城下都市の低ランクの高校に通う高校生達の日常を、読みやすく生き生きと描いたあさのさんの力量に脱帽です。彼等の日時はこの歳になるととてもキラキラして見えた。勉強嫌いだけど、友達思いで、家族思いで、それぞれ悩みや葛藤はあるけれど真っ直ぐな子達。自分の高校時代を振り返って懐かしくなりました。言葉遣いは悪いけど、幼馴染同士の気の置けないやり取りはとてもユーモラス。豚の角煮と宇宙人の下りは吹き出してしまいました。中身の無い会話でお腹痛くなれるまで笑えるのはこの年代の特権だなってノスタルジックな気持ちで読了。2021/01/25

スケキヨ

20
図書館で何気なく借りてみた一冊。内容に呼応して装丁がとてもいい。友達と呼べるかどうかわからないけど、一緒の年に同じ高校で巡り合った人間と同じ時間を過ごしながら、「負けないよ。負けてたまるか」という高校生の頃の現実と戦う日々。色鉛筆に自分を生きることへの「正の力」も「負の力」も全開にして最大の筆圧で一気塗りした感じが読後、心に迫ってきた。後から迫力が追いつく作品でした。2012/05/08

ここまま

16
よく知るヤングアダルト文学はたいてい進学校らしきところが舞台。けれどこれは真逆の設定であることが新鮮。はじける夏、頭のいい弟、身体は弱いけど心が強い親友、高校野球のヒーローになり損ねた友達、頭は悪いけど本質を突くその弟、まだまだ話は終わらない、Ⅱを読んでみよう。2013/08/12

読み人知らず

13
外面から見た自分たちを冷静に分析するところとか面白い。でもまだまだ未熟なところが読んでて伝わってくる。2007/06/20

ららぴぴ

11
読んだ事あるような無いような、モヤモヤを抱きながら読了。そして感想書こうと読書メーター開いたら文庫本で読んでいた事に気付く。偏見だけど、毒舌というキャラは病弱な美少女だから許される部分がおおいにあると思う。2016/12/18

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