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Little selectionsあなたのための小さな物語

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  • サイズ A6判/ページ数 182p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784591071472
  • NDC分類 K908
  • Cコード C8090

出版社内容情報

実直で物静かだった父。しかしその形見として残されたのは一挺の拳銃だった - - - 三浦哲郎の「拳銃」など、父をテーマとする作品集。他にポール・ギャリコ、大島弓子など。

著者等紹介

赤木かん子[アカギカンコ]
児童文学評論家、子どもの本の探偵、図書館棚づくりプロデューサー。1984年、子どもの頃に読んでタイトルや作者名を忘れてしまった本を探し出す「本の探偵」でデビュー。以来、子どもの本を中心に、本や文化の紹介、書評、講演など、さまざまな分野で活躍。1999年から本格的に取り組み始めた、学校図書室棚づくりプロデュースで、全国の学校図書室が活性化しつつある
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

☆よいこ

59
児童書、アンソロジー。赤木かん子セレクションで「父」テーマの短編4と漫画1▽[拳銃:三浦哲郎]死んだ父が残した拳銃を母から預かる[おくさん:レオン・フラピエ]恐妻家[フィレンツェの少年筆耕:E・D・アミーチス]内職。父が酷い[毎日が夏休み:大島弓子]少女漫画。登校拒否の娘と退職した義父[ああ、金のグローブよ:ポール・ギャリコ]刑務所での試合▽解説あり▽『虹いろ図書館のへびおとこ』https://bookmeter.com/books/14646441 でショーネンヒッコーがでてたので、昔読んでたけど再読。2020/08/06

ochatomo

14
赤木かん子さん編のアンソロジー第10巻 子や妻から見た不完全さ不器用さ コミック1編「毎日が夏休み」大島弓子、フィクション4編「拳銃」三浦哲郎、「おくさん」レオン・フラピエ、「フィレンツェの少年筆耕」E.D.アミーチス、「ああ、金のグローブよ」ポール・ギャリコ 2002刊2020/02/02

リラッママ0523

4
『虹色図書館のへびおとこ』を読んで。お話の中の司書さんが紹介していて気になり、古い本ですが取り寄せてみました。時代を感じる文体や表現がかえって新鮮かも。でも、現代の小学生でこれを読破できる子は、もともと色んな本をきちんと読み込んでいる子なのだろうなぁ。まるまるマンガが1話組み込まれていて、赤木かんこさんの「良いものは紹介するのだ」という気概を感じました。2023/08/05

きじとら

4
父親が登場する短編が集められたアンソロジー。大島弓子は母の影響で好きでしたが、今、個人的ブームが再燃していまして。そのため、1番印象に残ったのは「毎日が夏休み」。登校拒否中の女子中学生と会社を辞めた義父が2人で何でも屋を始める物語。編者の「なぜ幸福じゃないかということを描ける作家はいくらでもいるが、そこから立ち上がり、幸福になるためにはどうすれば良いのかが描ける人はそういない」という解説が言い得て妙。主人公と義父、魅力的な2人を追いかけた果てに広がるタイトルの意味、ラストシーンの清々しさが醍醐味ですね。2013/05/22

kira

2
『虹いろ図書館のへびおとこ』で作中に「少年ヒッコークン」で登場していた本。それぞれ、タイトルのテーマで集められた本が紹介されている。気に入ったのは「拳銃」と「おくさん」。「拳銃」は現代文の模試にでも出てきそうなくらい、読み込みができそうな作品。「おくさん」はオチが楽しい、けれども、愛情に満ちたお話だった。 2023/01/22

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