出版社内容情報
アジア、特に東南アジアの国々の子ども達をとりまく戦争・貧困・環境問題を中心に、日本との関係も含めて、鋭くわかりやすく描く。
内容説明
巨大スラムに住むタイの子どもたち。ベトナムの孤児院の子どもたち。戦禍にまきこまれるカンボジアの子どもたち。いつの時代でも、犠牲のやおもてにたたされるのは子どもたちである。今、アジアの時代をむかえ、発展と貧困の中でたくましく生きていく東南アジアの子どもたちの姿を、未来を、フォト・ジャーナリストの目で鋭く切りこむ。
目次
プロローグ 私のなかのアジア人意識
1 ベトナムの戦争孤児と暮らして
2 再びベトナムへ
3 ベトちゃん、ドクちゃん
4 新しいベトナムの兆しがみえてきた―ベトナム、三度目の訪問
5 カンボジア、クメールのほほえみ
6 カンボジアに平和はいつ訪れる?
7 アジアで働く日本人、ボランティアたちに会って
8 タイの“スラムの天使”、プラティープさん
9 対談 ボランティアとしてスラムに生きる(秦辰也;吉田ルイ子)
10 アジアを見つめ、アジアに学ぶ
エピローグ 21世紀はアジアの時代にむけて