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出版社内容情報
7歳の時ハンセン病と診断され、療養所に閉じこめられて成長した著者が、世間の偏見と差別と闘いながら生きぬいてきた半生の記録。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Gotoran
45
昨年読んだ若松著『霊性の哲学』"(第六章)光と憤怒と情愛 谺雄二の詩学』繋ながりで、谺氏を知りたく、本書へ。7歳の時にハンセン病に罹り多摩全生園と栗生楽泉園で暮らした詩人の著者が、少年期にハンセン病に潰されつつも、世間の偏見と差別の冷たい目と闘い、必死に生きてきた足跡が語られている。ハンセン病患者に対する誤った過去の国の施策は、忘れてはいけない日本の歴史の負の遺産の一つ。もう1つの代表的作品『死にふりだけはやめとけ』も読むつもり。2018/05/27
kocka
1
本日、作者の谺雄二さんが栗生楽泉園にて永眠。82歳 ハンセン病訴訟全国原告団会長。ご冥福をお祈りします。以前読みました。今日はパラパラとですが、再読しました。2014/05/11
ヘイアン
0
●療養所と言う名の強制収容所。 ●母の愛、父の愛 ●母の耳から・・・ ●自らの中にもある差別感情。 ●事実としてあった日本の歴史 2014/06/10