プレカリアート―不平等社会が生み出す危険な階級

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プレカリアート―不平等社会が生み出す危険な階級

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  • サイズ A5判/ページ数 289p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784589037800
  • NDC分類 366.02
  • Cコード C3036

出版社内容情報

非正規職・失業者など不安定で危険な階級「プレカリアート」。生きづらさを抱える彼/彼女らの実態から不平等社会の根源的問題を検証

ガイ・スタンディング[ガイスタンディング]
ガイ・スタンディング(ロンドン大学アジア・アフリカ研究学院開発学教授)

岡野内 正[オカノウチタダシ]
岡野内 正(法政大学社会学部教授)

藤田 理雄[フジタミチオ]
藤田 理雄(法政大学大学院経済学研究科博士課程在学中)

川崎 暁子[カワサキアキコ]
川崎 暁子(法政大学大学院経済学研究科博士課程在学中)

内容説明

新自由主義的グローバル化の下で非正規職や失業が増大し、不安定で危険な階級としてプレカリアートが世界中で出現している。底辺に追いやられ、生きづらさを抱えている彼/彼女らの実態を考察し、不平等社会の根源的問題を検証する。不安定化する社会の変革方法と将来展望も提起する。

目次

第1章 プレカリアート
第2章 プレカリアートが増える理由
第3章 プレカリアートになるのは誰か?
第4章 移民は犠牲者か、悪者か、それとも英雄か?
第5章 労働、仕事、時間圧縮
第6章 地獄に至る政治
第7章 極楽に至る政治

著者等紹介

スタンディング,ガイ[スタンディング,ガイ] [Standing,Guy]
ロンドン大学アジア・アフリカ研究学院(SOAS)開発学教授(2012年~現職)。1972年にイリノイ大学にて労働経済学・労使関係論にて修士、1977年にケンブリッジ大学にて経済学博士号取得。1975~2006年、国際労働機関(ILO)にて、雇用開発局人口労働政策課エコノミスト、雇用局労働市場調査調整役、中東欧センター主任、雇用局労働市場政策主任、グローバル・レイバー・フレキシビリティに関するILO特別プロジェクト主任、ILO再編チームメンバーなどを経て、最後の7年間は、社会経済的安全保障プログラム主任

岡野内正[オカノウチタダシ]
法政大学社会学部教授。大阪外国語大学(アラビア語、学士)B.A.同志社大学大学院(経済学、修士)M.A.(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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MBs ゆーと

4
あらゆるものが【商品化】されている。 価格の値踏みがされ、それによって安定性が損なわれている。 その弊害が悲観的ではあるものの様々な角度から述べられており、非常に面白かった。 フラット化する世界の内容を踏まえると、個人としてのスキルを高め、右脳部分をより重要視する必要性を感じた。2018/03/21

g_eiru

2
労働者(プロレタリアート)中でも雇用形態が不安定な集団を指すプレカリアートについての本 日本で言うと派遣労働者とかですね 不安定であるが故に色々な苦しみがあるという話なんですが、こういう人々は所謂左翼政党に惹き付けられがちだと思っていたけれど、実際は移民を排除する為にナショナリズム右翼政党に投票するという話が意外だった2020/04/20

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