内容説明
福祉国家をめぐる複雑な議論状況をみわたす「地図」。これまで何が問われてきて、いま何がどのように問われはじめているのかということを確認し、新たな福祉システムをめぐる議論の土俵を整備した待望の概説書。
目次
1 福祉国家の意味―定義ととらえ方
2 福祉国家の歴史―生成・拡大・縮小
3 福祉国家の編成
4 福祉国家の構造―制度構造と全体構造
5 福祉国家の目標
6 福祉国家の論点1―社会的排除と包摂政治
7 福祉国家の論点2―必要、シティズンシップ、ベーシック・インカム
著者等紹介
圷洋一[アクツヨウイチ]
1971年生。日本女子大学人間社会学部准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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