立法学―序論・立法過程論 (新版)

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  • サイズ A5判/ページ数 320p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784589030443
  • NDC分類 321
  • Cコード C1032

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出版社内容情報

立法過程論の体系化を試みた基本書の最新版。誠二・行政の閉塞状況を立法過程の分析・考察を通じて構造的に解き明かし、内閣主導に踏み出した小泉政権の意義を総括。今後を展望する。

内容説明

我が国における政治・行政の閉塞状況を、立法過程の分析・考察を通じて構造的に解き明かし、内閣主導に踏み出した小泉政権の意義を総括しつつ、今後向かうべき方向を展望する。

目次

第1部 序論―立法学総論(立法学の意義;立法学の体系;立法学の課題)
第2部 立法過程論―立法を巡る制度と動態(我が国における立法過程の鳥瞰図;省庁内過程;政府内過程;与党内過程;政管関係;官僚制;マスコミ;国会内過程;議員提出法案;国会の機能;政治主導)

著者等紹介

中島誠[ナカジママコト]
1960年兵庫県生まれ。1984年東京大学法学部卒業後、厚生省入省。2001年8月厚生労働省大臣官房企画官(人事・省庁再編担当)から九州大学大学院法学研究院助教授(立法学、社会保障法)へ出向。2004年7月厚生労働省健康局生活習慣病対策室長。2005年8月厚生労働省大臣官房参事官(健康・医療保険担当)。2006年9月厚生労働省政策評価官。2007年9月国土交通省住宅局在宅政策課長。一橋大学大学院法学研究科客員教授。筑波大学法科大学院非常勤講師。早稲田大学大学院法学研究科非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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ヤギ郎

14
法学分野の中ではマイナーな位置にある立法学(立法過程論)の教科書。2007年出版。(現在第四版が刊行されている。)著者は厚生労働省で官僚として働いていた経験がある。一般的な法学や憲法学の教科書には少ないけれど立法についての記述がある。本書は多くの先行研究を参照しながら、日本の立法過程について制度的手続的側面から分析している。著者が経験したことも書かれていて、興味を持って読むことができる。一般向けの本ではないが、法律をつくる仕組みや政治家/官僚の働き方について学ぶことのできる一冊。2021/02/07

抹茶ケーキ

1
立法学の教科書。筆者は元官僚。立法がどのような経路で行われるか、関連して論じられている問題点などと記述。官僚主導の立法からの脱却のためには、リーダーシップをもった政治家が必要とのこと。橋本さんとかをどう評価するんだろう。良くも悪くも教科書で総花的ではあるけれど、元官僚ならではの体験談とかがところどころにあり、そこまで退屈ではなかった。2017/04/17

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