風景の経験―景観の美について

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  • サイズ A5判/ページ数 381,/高さ 22cm
  • 商品コード 9784588420078
  • NDC分類 290.13
  • Cコード C0025

出版社内容情報

古今の文学・風景画・写真・建築などを豊富に援用しつつ、さまざまな知を脱領域的に横断して、新たな風景美学を構築する

内容説明

私たちは風景のどのような点に魅せられるのか、またその理由はなにか。地理学者としての学職、およびコンラート・ローレンツの動物行動学から得た知見をもとに、風景を経験したあとの充足感は種の保存に有利にはたらく、という視点から独自の「生息地理論」および「眺望―隠れ場理論」を展開する。古今の文学作品、風景絵画や写真、庭園、建築などを豊富に援用しつつ、さまざまな知を脱領域的に横断して新たな「風景美学理論」を構築、今後の研究の方位をも提示する。

目次

論点
探求
行動と環境
象徴性の枠組み
バランス
関わり
諸芸術の風景
流行、趣味、イディオム
場所の美の潜在力
実績評価

著者等紹介

アプルトン,ジェイ[アプルトン,ジェイ][Appleton,Jay]
1919年英国リーズ生まれの地理学者。オックスフォード大学クライスト・チャーチで地理学を専攻。1950年から1985年まで、ハル大学で地理学の研究および教育に携わる。現在、ハル大学名誉教授

菅野弘久[カンノヒロヒサ]
1958年福島県いわき市生まれ。茨城大学教育学部卒業。筑波大学大学院文芸・言語研究科博士課程中退。桐朋学園芸術短期大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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