• ポイントキャンペーン

教養選書
ドイツ人の老後

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 291p/高さ 19X14cm
  • 商品コード 9784588050749
  • NDC分類 367.7
  • Cコード C0339

出版社内容情報

老人問題はなによりもまず経済の問題であるとする視点から,契約の世界ドイツの習慣と制度,老人ホームの歴史と経営のシステムを探る。日本人の老後への緊急提言。

内容説明

親の世話はだれがするのか。老人ホームの入居費はどうなっているのか。遺産はどうやって分けるのか。墓の費用はだれがもち、だれが管理するのか。老人問題はなによりもまず経済の問題であるとする視点から、著者は〈契約の世界〉ドイツの習慣と制度を実地調査するとともに、ドイツを代表する老人ホームをおとずれ、その経営の実態、その歴史をさぐる。高齢化・核家族化をいちはやく体現したドイツの事例を通して語る〈日本人の老後〉への具体的提言。

目次

契約の世界(到着;墓の世話の契約;兄弟姉妹間の契約;夫婦間の契約 ほか)
老人ホーム探訪(行き場のない日本の老人たち;市立老人ホーム;ホームは故郷;費用は同じだというのに ほか)
老人ホームの歴史(文化遺産は頭の中に;有料老人ホーム契約第1号;区別は肉とワインの量で;救済される権利と慈善 ほか)
おわりに(同好会は地域のもの;むだばかりの日本)