りぶらりあ選書<br> 年齢意識の社会学

りぶらりあ選書
年齢意識の社会学

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  • サイズ B6判/ページ数 289,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784588021602
  • NDC分類 361.64
  • Cコード C1336

出版社内容情報

人は,いつから誕生日を祝うようになったのか。教育.医療.労働から官僚制度,大衆音楽まで,アメリカの文化と社会における年齢の意味と役割の変遷をあとづける。

内容説明

人は、いつから誕生日を祝うようになったのか。誰も自分の年齢を、ましてや他人の年齢を気にすることのなかった19世紀前半以前から、年齢が社会の諸制度と結びついて、年齢差別(エイジズム)を生み出すにいたった今日まで、アメリカ文化における年齢意識の変遷を描く、教育、医療、労働から大衆文化にもわたって、豊富かつ広範な資料を駆使して年齢と社会・文化のかかわりを跡づけた本書は、高齢社会を目前にしたわが国の読者にも多大の示唆を与える。

目次

1 ぼやけた年齢差―1850年以前のアメリカ社会
2 年齢階級の起源―医学と教育
3 年齢規範とスケジュール化―1890年代
4 年齢規範の強化―1900年~1920年
5 同輩仲間社会の出現
6 年齢相応の振る舞い―1900年~1935年の文化
7 アメリカのポピュラー音楽にみられる年齢意識
8 過去4、50年間の継続性と変化