叢書・ウニベルシタス<br> 社会の社会〈1〉

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叢書・ウニベルシタス
社会の社会〈1〉

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  • サイズ B6判/ページ数 886p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784588009211
  • NDC分類 361
  • Cコード C1336

内容説明

機能分化し、中心や頂点を消失した近代社会そのものを探求する、ルーマン社会学の集大成。

目次

第1章 全体社会という社会システム(社会学における全体社会の理論;方法論に関する予備的考察;意味 ほか)
第2章 コミュニケーション・メディア(メディアと形式;流布メディアと成果メディア;言語 ほか)
第3章 進化(創造・計画・進化;システム理論的基礎;ネオ・ダーウィニズムの進化論 ほか)

著者等紹介

ルーマン,ニクラス[ルーマン,ニクラス][Luhmann,Niklas]
1927年ドイツのリューネブルクに生まれる。1968‐1993年ビーレフェルト大学社会学部教授。70年代初頭にはハーバーマスとの論争により名を高め、80年代以降「オートポイエーシス」概念を軸とし、ドイツ・ロマン派の知的遺産やポスト構造主義なども視野に収めつつ、新たな社会システム理論の構築を試みた。90年前後よりこの理論を用いて現代社会を形成する諸機能システムの分析を試み、その対象は経済、法、政治、宗教、科学、芸術、教育、社会運動、家族などにまで及んだ。1998年没

馬場靖雄[ババヤスオ]
1957年、新潟県生まれ。1988年、京都大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学。現在、大東文化大学経済学部教授

赤堀三郎[アカホリサブロウ]
1971年、宮城県生まれ。2003年、東京大学大学院人文社会系研究科博士課程修了。博士(社会学)。現在、東京女子大学現代教養学部准教授

菅原謙[スガワラケン]
1964年、宮城県生まれ。早稲田大学大学院文学研究科社会学専攻博士課程単位取得退学。現在、中央大学法学部・武蔵大学社会学部・江戸川大学社会学部非常勤講師

高橋徹[タカハシトオル]
1970年、宮城県生まれ。1999年、東北大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得退学。現在、札幌学院大学社会情報学部准教授。博士(文学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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ぷほは

4
読んでいると吐きそうになるか死にたくなるかの二択を迫るルーマン著作の中でも集大成的位置づけであり、前半部とはいえそれまでの彼の議論をある程度押さえておけば流れは理解できる。ポイントは晩期においてはメディア/形式という区別が最も基底的な概念として登場し、そこから意味や象徴的に一般化されたコミュニケーションメディアの議論が展開されている点だろう。特に377頁の図表は帰属をめぐって他我の体験/行為が各メディアによって非対称化されており、他の箇所と異なりまだしもふ~んくらいの感想は出る。進化論についてはお手上げ。2017/11/03

みなと

1
第一章で意味、オートポイエーシス、ファストオーダー/セカンドオーダーの観察、区別の再参入、構造的カップリング、作動的に閉じたシステム等社会システム理論の枠組みが色々出てくるけど、全部ジャック・デリダの差延がベースになっている、もしくは差延から出てくる結論のように感じた。複雑系科学よりは差延について理解していないと(wikipediaで差延のページを見るだけでいいから)、難しいと思う。

mnry

1
ルーマンは文章を書くのがとてつもなく下手ということが分かる。2013/03/29

ゆうき

0
ルーマン社会学のまとめた本。頂点が消えた社会でコミュニケーションが台頭してくる。2012/07/07

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