叢書・ウニベルシタス
センス・オブ・ウォールデン

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  • サイズ B6判/ページ数 244p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784588008337
  • NDC分類 934
  • Cコード C1310

出版社内容情報

多様かつ多層的なことばの交響する〈ことばの洗礼〉の書として、書くこと・読むことについての〈英雄的書物〉として読み解く

内容説明

自然と対話しつつソローが綴った、横溢し交響する多様かつ多層的なことばの世界を、哲学的に読み解く。ホメロス・聖書など古典の伝統に生い立つ“英雄的書物”へ、アメリカ哲学の淵源へ、人間・大人・市民の自己形成の“森”へ、ことばを通じて哲学とは何かを問い直す試み。

目次

1 センス・オブ・ウォールデン(ことば;センテンス;ポーション)
2 エマソンの思考、エマソンについての思考
3 エマソンのムード

著者等紹介

カベル,スタンリー[カベル,スタンリー][Cavell,Stanley]
1926年、アメリカ・ジョージア州アトランタに生まれる。47年、カリフォルニア大学バークリー校で文学士号取得(音学専攻)。61年、ハーバード大学で博士号取得(哲学専攻)。63年より同大学哲学部で教鞭を取る。96‐97年、アメリカ哲学会(東部支部)会長。97年よりハーバード大学哲学部名誉教授。特定の「学派」に属さず、日常言語の哲学、文学と文芸批評、美学、政治学、映画とオペラ研究などで、哲学の境界と精神を広げ、生活・文化・教育が意味するもののヴィジョンを追究している

齋藤直子[サイトウナオコ]
東京外国語大学外国語学部英米語学科卒。ハーバード大学で教育修士号、東京大学で修士号、コロンビア大学で博士号取得。京都大学大学院教育学研究科助教授。プラグマティズムを中心とするアメリカ哲学・教育哲学の領域で論文多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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