叢書・ウニベルシタス
ミハイル・バフチン対話の原理―付 バフチン・サークルの著作

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  • サイズ B6判/ページ数 395,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784588007149
  • NDC分類 980.28
  • Cコード C0390

出版社内容情報

〈他者性〉と〈対話〉というバフチン思想のキーワードを解読しつつその文学理論と哲学的人間学の全体像に迫る。バフチン・サークルの著作群の翻訳・紹介を付す。

内容説明

バフチン思想のキーワード―“他者性”と“対話”―を根源的に解き明かすとともに“バフチン・サークル”の著作群をバフチン理解に不可欠のテクストとして翻訳・紹介して西欧世界に初めてバフチン思想の全体像を提示した先駆的な試み。

目次

1 伝記
2 人文科学の認識論
3 大きな選択
4 発話理論
5 間テクスト性
6 文学史
7 哲学的人間学

著者等紹介

トドロフ,ツヴェタン[トドロフ,ツヴェタン][Todorov,Tzvetan]
1939年、ブルガリアに生まれる。ロラン・バルトの指導のもとに『小説の記号学』(67)を著して構造主義的文学批評の先駆をなした。『象徴の理論』(77)、『象徴表現と解釈』(78)ほかで文学の記号学的研究をすすめるかたわら『ミハイル・バフチン対話の原理』(81)以後、記号学的見地から“他者”の問題に関心を深め、『他者の記号学―アメリカ大陸の征服』(82)をはじめ『アステカ帝国滅亡記―インディオによる物語』(83)、『批評の批評』(85)、『はかない幸福―ルソー』(85)、『極限に面して』(91)、『歴史のモラル』(91)、『フランスの悲劇』(94)、『共同生活』(95)などを刊行している。91年、『歴史のモラル』でルソー賞を受賞。現在、国立科学研究所(CNRS)の芸術・言語研究センターで指導的立場にある

大谷尚文[オオタニナオフミ]
1947年生。東北大学文学部卒業。石巻専修大学教授
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