叢書・ウニベルシタス<br> 男たちの妄想〈2〉男たちの身体―白色テロルの精神分析のために

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叢書・ウニベルシタス
男たちの妄想〈2〉男たちの身体―白色テロルの精神分析のために

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  • サイズ B6判/ページ数 702,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784588006531
  • NDC分類 209
  • Cコード C1311

出版社内容情報

第一次大戦後,革命の弾圧に暗躍し,ファシズムを準備した義勇軍の研究。男権・家父長的な歴史と文化に突きつけた壮大な否定の書。

内容説明

ナチズムの先駆とされる「義勇軍」の分析を軸にファシズムに親和的な心性の起源を“男性一般”の心理や行動に伏在する器質的な欠陥や障害に探る。

目次

第1章 群衆とその対蹠物(みずからの無意識の具体化としての群衆;性病、伝染する快楽;内部―「原人」としての異物;現実の群衆の諸相;前方に女あり… ほか)
第2章 男たちの身体と白色テロル(セクシャリティーとしごき;戦闘と身体;兵士的男性の自我;「生まれきらなかった者」の自我に関する雑多な考察;自己の境界づけと自己維持としての白色テロル ほか)

著者等紹介

テーヴェライト,クラウス[テーヴェライト,クラウス][Theweleit,Klaus]
1942年、東プロイセンに生まれる。キール大学とフライブルク大学で英文学とドイツ文学を学んだのち、大学を離れ、いくつかの放送局でフリーランスとして働く。学位請求論文である『男たちの妄想』を執筆後はフライブルクに在住し、文学、音楽、映画、メディアと政治、フェミニズム、精神分析などをめぐって独自の文筆活動を続けている

田村和彦[タムラカズヒコ]
1953年、長野県に生まれる。東京都立大学大学院修士課程(独語独文学)修了、現在、関西学院大学教授、専攻は20世紀ドイツ文学、主にトーマス・マン
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感想・レビュー

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はやのりこ

0
妄想の暴走を覗いてきた。これが面白い。 しかし、本書はグロテスクな表現(男性のシンボル、暴力といった描写)が多い。人によっては軽いトラウマになりそう。また、論説文とは違う起伏に富んだ文章表現で、私はこれに慣れるまで日本語で書かれているとは思えないほど読解に苦しんだ。 ファシズムやホモソーシャルの根源となる人間の攻撃性などをなんとなく知ることに適している。ウィークネスフォビアにつながるところもある。2021/11/16

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