叢書・ウニベルシタス
反動のレトリック―逆転、無益、危険性

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  • サイズ B6判/ページ数 222,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784588005541
  • NDC分類 311
  • Cコード C1330

出版社内容情報

進歩対保守という対立構図の中で様々な改革に対してなされてきた反対の論拠を三つの基本的なテーゼに分類し,そのレトリックの同型性と党派的思考の不毛性を暴く。

内容説明

フランス革命以来、進歩対保守という政治的対立構図の中でさまざまな改革・改良に対してなされてきた反対の論拠を三つの基本的なテーゼに分類し、そのレトリックの同型性を鮮やかに浮彫りにして党派的思考の今日に至る不毛性をあばく。

目次

第1章 反動のレトリックの二百年
第2章 逆転テーゼ
第3章 無益テーゼ
第4章 危険性テーゼ
第5章 比較と相互連関のなかで見る三つのテーゼ
第6章 反動のレトリックから進歩のレトリックへ
第7章 非妥協的態度を越えて

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

かいけん

1
人は新しい領域に踏み出すとさまざまな預言者に会う。1人は「お前のやろうとしていることは必ず当初の意図とは逆の結果になるであろう」という逆転おじさん、もう1人は「お前のやってることは無意味で何の価値も生み出せないだろう」という無益おじさん、そしてもう1人は「その計画は危険で実行すれば危機的な状況に陥るだろう」という危険性おじさん。その予言はそれっぽいので打ち破るのは大変そうに感じるかもしれないが、例えば無益おじさんがそう予言するのは、過去支配していた「鉄則」から導かれていることがほとんどなんで、2021/06/12

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