出版社内容情報
ルクレティウス『事物の本性について』を流体の力学=物理学の書として読み解き,古代原子論を現代科学の目で再評価しつつ,もうひとつの科学=知の可能性を探る。
内容説明
古今東西の最高の哲学詩にして古代原子論の最も系統的な叙述とされるルクレティウスの『事物の本性について』を流体の力学=物理学の書として読み解き、カオスや偶然性を対象とする原子論を現代科学の目で再評価しつつ、もうひとつの科学=知の可能性をさぐる。
目次
プロトコル
数学
模型への回帰
実験
諸条件
応用―テキストの生成
歴史
倫理