叢書・ウニベルシタス<br> ダイアローグの思想―ミハイル・バフチンの可能性

叢書・ウニベルシタス
ダイアローグの思想―ミハイル・バフチンの可能性

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  • サイズ B6判/ページ数 345,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784588004377
  • NDC分類 901.01
  • Cコード C1310

出版社内容情報

「歴史と詩学のダイアローグとしての文学」というバフチン理論の可能性を,メアリー・シェリー,ゴーゴリ,フィッツジェラルド等の作品の解読を通して探究する。

内容説明

言語・存在・小説の本質をダイアローグとみなすバフチンの思想をダイアローグをめぐる思想史の流れの中で鮮明にとらえなおすとともに、「歴史と詩学のダイアローグ」としてのバフチンの文学理論の隠された可能性を英・米・露の諸作品の解読作業を通して探究する。

目次

第1章 バフチンの生涯
第2章 ダイアローグとしての存在
第3章 ダイアローグとしての言語
第4章 ダイアローグとしての小説性―教育の小説と小説の教育
第5章 歴史と詩学のダイアローグ
第6章 ダイアローグとしての創作者行為―応答性の構築学