叢書・ウニベルシタス<br> 歴史のモラル

叢書・ウニベルシタス
歴史のモラル

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  • サイズ B6判/ページ数 345,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784588004025
  • NDC分類 204
  • Cコード C1310

出版社内容情報

1991年ルソー賞受賞 異文化間におけるモラルのあり方を近.現代の植民地支配の歴史に探り,未曾有のボーダーレス時代を生きる人間のアイデンティティと普遍的真理のありかを模索する。

内容説明

歴史上の征服者と被征服者、〈われわれ〉と〈他者〉の間で〈事実〉とは何か、〈真実〉とは何かを問い、異文化間でのモラルのあり方を根底から追求しつつ、未曾有のボーダーレス時代を生きる人間のアイデンティティと普遍的真理のありかに鋭くアプローチする。1991年ルソー賞受賞。

目次

精神科学・政治学(他者を前にして;私たちのあいだで)
現代の虻

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

うえ

9
「自由主義者は思想の自由を擁護しようとする。これこそ言葉をもてあそぶことである、とボナールは反論する。諸君が要求しているのは、思考することではない、自由に公表することである。また、自由が問題なのでもない。むしろ、権力、指導し裁く権力が問題なのだ(ジャーナリズムの権力を第四の権力と今日ではいうだろう)。ところで、ほかの権力(立法権、行政権、司法権)とちがって、この権力は一切の統制をまぬがれている。ジャーナリストは国民や国王によって選ばれたのでもないし罷免されるわけでもない…これほど不当なことがあるだろうか」2018/06/04

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