出版社内容情報
京都地検検事正を最後に、天職と考えてきた33年間の検事生活に別れを告げた著者が振り返る奮戦記。被害者は実は加害者／美女から贈られた花／芸能人らの取調べ、など。
目次
無我夢中の新任時代
嫉妬心からの残忍な犯行
憎めない詐欺犯からの土産
発熱を押しての汚職捜査
行政の粋な計らい
誘拐された新生児
犬の嗅覚による勝負
のどかな田舎のわいせつ事件
追いかけ続けて殺人
被害者が実は加害者〔ほか〕
著者等紹介
五島幸雄［ゴトウユキオ］
１９４６（昭和２１）年新潟県長岡市生まれ。県立長岡高等学校を経て、’６８（同４３）年中央大学法学部卒業、’６９（同４４）年司法試験合格。’７２（同４７）年検事任官。東京地検検事、総務庁人事局参事官、横浜地検刑事部長、東京地検公判部長、福岡地検次席検事、宮崎地検検事正、広島高検次席検事、最高検検事、水戸・京都地検検事正を経て、２００５（同１７）年検事退官
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感想・レビュー
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明石屋真奈
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検事が取り扱う事件のケーススタディ集（のようなもの）。専門用語は必要最小限で大変読みやすいのですが、一つ一つの事例を詳細に書いてくれるとより勉強になったかと。2009/01/07
