偶然の日本文学―小説の面白さの復権

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  • サイズ B6判/ページ数 251p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784585290773
  • NDC分類 910.26
  • Cコード C1095

内容説明

日常には偶然が満ち満ちているが、小説における偶然は、すべて作者による虚構である。夏目漱石、森鴎外、横光利一、谷崎潤一郎、江戸川乱歩などの作品を素材に、仕組まれた偶然を考察、小説の面白さを再発見する!

目次

第1章 文学性・虚構性・偶然性―夏目漱石・国木田独歩・森鴎外
第2章 偶然という問題圏―昭和一〇年前後の自然科学および哲学と文学
第3章 昭和一〇年前後の「偶然」論―中河与一「偶然文学論」を中心に
第4章 通俗小説の偶然性―横光利一「純粋小説論」を中心に
第5章 偶然のロマンティシズムと文学―短歌と私小説をめぐって
第6章 詩の押韻と偶然―九鬼周造『偶然性の問題』を中心に
第7章 投機と相場の偶然―横光利一・獅子文六
第8章 ギャンブルの執着性と恋愛および嫉妬―久生十蘭・織田作之助
第9章 犯罪小説の蓋然性―谷崎潤一郎・江戸川乱歩

著者等紹介

真銅正宏[シンドウマサヒロ]
1962年、大阪府生まれ。神戸大学大学院単位所得退学。徳島大学総合科学部教官、同志社大学文学部教授を経て、文学指南研究所所長。専攻は日本近現代文学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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